特許
J-GLOBAL ID:200903019245192086

焦点板作成用金型の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奈良 武
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-277780
公開番号(公開出願番号):特開平7-108536
出願日: 1993年10月08日
公開日(公表日): 1995年04月25日
要約:
【要約】【目的】 回折現象の発生を防いだ焦点板を作成する金型を製造する。【構成】 金型素材表面に角錐状の規則的な微小凹凸レリーフを加工し、凹凸レリーフ面に電気めっきを施し各角錐状レリーフを規則的な微小レンズにする。そして、この微小レンズ面を、ガラス板に予め塗布しておいたUV硬化樹脂面に転写する。つぎに、UVを照射してUV硬化樹脂を硬化した後、真空蒸着法により誘電体膜をUV硬化樹脂面に蒸着する。そして、UV硬化樹脂を40°C、湿度40%の状態に24時間さらし、UV硬化樹脂と蒸着した誘電体膜との熱膨張率及び吸湿膨張率の違いによりUV硬化樹脂の表面全体に長さ10μm、深さ0.1μm程度のシワを不規則に生じさせる。その後、UV硬化樹脂面をレプリカ法により転写し、回折現象を生じさせる微小レンズの規則的な配列をシワにより解消した焦点板作成用金型を製造する。
請求項(抜粋):
金型素材表面に角錐状の規則的な微小凹凸レリーフを加工し、前記角錐状凹凸レリーフ面に電気めっきを行い各角錐状レリーフを規則的な微小レンズにし、この微小レンズを有するレンズ面を、予めUV硬化樹脂を塗布したガラス板のUV硬化樹脂面に転写し、このレンズ面を転写したUV硬化樹脂にUVを照射してUV硬化樹脂を硬化させた後、真空蒸着法により誘電体膜をUV硬化樹脂面に蒸着し、誘電体膜を設けたUV硬化樹脂面を有するガラス板を40°C以上200°Cで湿度40%以上100%以下の状態に24時間以上48時間以下さらした後、このUV硬化樹脂面をレプリカ法により転写することを特徴とする焦点板作成用金型の製造方法。
IPC (3件):
B29C 33/38 ,  B29D 11/00 ,  G03B 13/24
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭58-060642
  • 特開平2-066531

前のページに戻る