特許
J-GLOBAL ID:200903019246688999

紙管巻心用チャック

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三原 靖雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-199205
公開番号(公開出願番号):特開平9-025031
出願日: 1995年07月11日
公開日(公表日): 1997年01月28日
要約:
【要約】【目的】テープ類が巻かれている紙管巻心を容易かつ確実にチャッキングし、チャッキングを解くと簡単に紙管巻心から離脱できる。【構成】 軸心部に、ほぼ正多角形の拡張作用軸孔(11)を貫通した円柱体を縦断等分割した複数の巻心保持部材(10)が、チャック軸(30)に形成された拡張作用軸孔(11)とほぼ同じ形状の拡張作用部(31)の周りに装着され、この巻心保持部材(10)の両端に形成されている円錐凹部(12)に嵌まっている円錐部材(20)をチャック軸(30)に螺合する締込みねじ(34)を人手操作により押し込んで巻心保持部材(10)を一次拡張させてその外周を紙管巻心(P)の内周に当て、続いてチャック軸(30)を動力回転させて拡張作用部(31)がカムの作用をなして巻心保持部材(10)を二次拡張させることによりて紙管巻心(P)を強くチャキングする紙管巻心用チャックである。
請求項(抜粋):
両端面の中心部に円錐凹部を形成した円柱体の軸心部に正多角形又は近似正多角形の拡張作用軸孔を貫通したものを、上記拡張作用軸孔の1つのコーナー部を含む分割体に縦断等分割した複数の巻心保持部材が、外周に設けた円周溝に嵌めた環状スプリングにより軸心方向に付勢された状態で、両端の上記円錐凹部に円形中心孔を持つ円錐部材の円錐面を当接させ、該円錐部材の円形中心孔と上記拡張作用軸孔に、チャック軸に形成されている上記拡張作用軸孔のコーナー部に対応する軸心と平行な複数の稜線部を持つ拡張作用部を挿通し、該チャック軸の先端に設けたねじ部に、上記円錐部材を上記円錐凹部に締め込んで上記巻心保持部材を一次拡張させるための締込ねじを螺合したことを特徴とする紙管巻心用チャック。

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