特許
J-GLOBAL ID:200903019247357910

画像符号化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大日方 富雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-108029
公開番号(公開出願番号):特開平9-294268
出願日: 1996年04月26日
公開日(公表日): 1997年11月11日
要約:
【要約】【課題】 分割画面のデータを複数個の符号化器により並列処理して符号化して圧縮データを出力する際に、簡単な制御によってビットストリームとして正確に出力する画像符号化装置を提供すること。【解決手段】 符号化器(0〜7)のひとつの符号化器(0)の検出制御部(97)が一時記憶部(96)へ境界識別コードが転送されたことを検出し、この符号化器(0)の第1行目の圧縮データ出力の後、直ちに第2行目の圧縮データ出力を行わせるのではなく、第1行目の圧縮データ出力の後は圧縮データ出力動作を停止させるとともに、隣接する右の分割画面の画像データの符号化・圧縮データ出力を行う符号化器(1)の第1行目の圧縮データ出力を開始させる。
請求項(抜粋):
画像データの伝送または蓄積のデータ量を圧縮する画像符号化装置であって、画像データから分割画面の各データを分離する分離器と、上記分離器によって分離された上記分割画面のデータを符号化する複数の分割画面データ符号化器と、上記複数の分割画面データ符号化器の出力を合成することにより上記画像データの圧縮データを生成する合成器とを具備してなり、上記分離器が上記画像データを同一行で複数個に分割した上記分割画面の各データを上記複数の分割画面データ符号化器に供給することにより、上記複数の分割画面データ符号化器は上記分割画面の圧縮データを生成し、上記複数の分割画面データ符号化器から出力される上記分割画面の圧縮データに対して、上記複数の分割画面データ符号化器が上記分割画面の境界を示す境界識別コードを付加せしめる如く動作し、上記複数の分割画面データ符号化器の少なくともひとつの符号化器は、上記分割画面の上記圧縮データを格納するバッファメモリと、該バッファメモリから読み出されるデータを一時記憶する一時記憶部と、上記一時記憶部からのデータを出力して上記合成器として動作する出力部と、上記バッファメモリから上記一時記憶部へ上記境界識別コードが転送されたことを検出して該検出結果により上記出力部の動作を制御する検出制御部とを有してなり、上記複数の分割画面データ符号化器の上記ひとつの分割画面データ符号化器の上記検出制御部が上記一時記憶部へ上記境界識別コードが転送されたことを検出した際には、該検出結果によって上記出力部からのデータ出力を停止せしめ、さらに該検出結果によって上記複数の分割画面データ符号化器の他のひとつの分割画面データ符号化器の上記出力部からのデータ出力を開始せしめることを特徴とする画像符号化装置。
IPC (2件):
H04N 7/32 ,  H03M 7/36
FI (2件):
H04N 7/137 Z ,  H03M 7/36

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