特許
J-GLOBAL ID:200903019252557545
ドライバ回路
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-333363
公開番号(公開出願番号):特開平8-166429
出願日: 1994年12月15日
公開日(公表日): 1996年06月25日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、無負荷時の消費電流を大幅に低減する回路方式とすることで、低消費電力化を実現するドライバ回路にすることを目的とする。【構成】 正電圧の差動スイッチ信号Henb1、Lenb1と負電圧の差動スイッチ信号Henb2、Lenb2を受けて、ダイオードブリッジDB71、DB72をスイッチしてアナログ電圧信号VHあるいはVLを出力段のトランジスタに供給し、トランジスタQ107とQ1112とでカレントミラーを形成し、トランジスタQ108とQ1113とでカレントミラーを形成し、トランジスタQ107とQ108のベースとエミッタ間の電位差2×Vbeによるバイアス電位を発生させて、コンプリメンタリ構成のNPNトランジスタQ112とPNPトランジスタQ113をA級バイアスを与えてバッファ増幅し、出力端out1へ出力する手段。
請求項(抜粋):
正電圧の差動スイッチ信号(Henb1、Lenb1)と、負電圧の差動スイッチ信号(Henb2、Lenb2)と、出力端(out1)のハイ/ローレベルを与えるアナログ電圧信号(VH、VL)を受けて、バッファ増幅して出力する低消費電力ドライバ回路において、上記正電圧の差動スイッチ信号(Henb1、Lenb1)を受けて、第1に、両者の電位がHenb1<Lenb1のときには、ダイオードブリッジ(DB71)に電流(i6)を供給し、第2に、両者の電位がHenb1>Lenb1のときには、ダイオードブリッジ(DB72)への電流(i2)と出力ドライバ部(520)への電流(i3)を供給する、正電圧スイッチ部(511)を設け、負電圧の差動スイッチ信号(Henb2、Lenb2)を受けて、第1に、両者の電位がHenb2<Lenb2のときには、ダイオードブリッジ(DB72)からの電流(i2)をシンク(sink)し、第2に、両者の電位がHenb2>Lenb2のときには、ダイオードブリッジ(DB71)からの電流(i7)と出力ドライバ部(520)からの電流(i8)をシンクする負電圧スイッチ部(512)を設け、出力端(out1)のハイレベルを与えるアナログ電圧信号(VH)を受けて、上記正電圧スイッチ部(511)と負電圧スイッチ部(512)とによってアナログ電圧信号(VH)をスイッチした信号を、ブリッジを構成するダイオード(D16)1個分シフトしたタップ位置から出力して、出力ドライバ部(520)のNPNトランジスタ(Q112)のベースに供給し、少なくとも6個のダイオードでブリッジを構成するダイオードブリッジ(DB71)を設け、出力端(out1)のローレベルを与えるアナログ電圧信号(VL)を受けて、上記正電圧スイッチ部(511)と負電圧スイッチ部(512)とによってアナログ電圧信号(VL)をスイッチした信号を、ブリッジを構成するダイオード(D27)1個分シフトしたタップ位置から出力して、出力ドライバ部(520)のPNPトランジスタ(Q113)のベースに供給し、少なくとも6個のダイオードでブリッジを構成するダイオードブリッジ(DB72)を設け、第1に上記ダイオードブリッジ(DB71)からの出力端と、正電圧スイッチ部(511)からの電流(i3)出力端を接続して受け、第2に上記ダイオードブリッジ(DB72)からの出力端と負電圧スイッチ部(512)からの電流(i8)出力端を接続して受けて、両入力端間に流れる電流(i3≒i8)により、NPNトランジスタ(Q107)とPNPトランジスタ(Q108)2個のベースとエミッタ間の電位差(2×Vbe)によるバイアス電位を発生させて、コンプリメンタリ構成のNPNトランジスタ(Q112)とPNPトランジスタ(Q113)をA級バイアスを与えて、アナログ電圧信号(VH、VL)をバッファ増幅し、出力端(out1)へ出力する出力ドライバ部(520)を設け、以上を具備していることを特徴としたドライバ回路。
IPC (4件):
G01R 31/28
, H03K 17/62
, H03K 17/74
, H03K 19/0175
FI (3件):
G01R 31/28 M
, G01R 31/28 P
, H03K 19/00 101 F
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