特許
J-GLOBAL ID:200903019253192745
端末装置の送信制御方式
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-295346
公開番号(公開出願番号):特開平5-136791
出願日: 1991年11月12日
公開日(公表日): 1993年06月01日
要約:
【要約】【目的】 LANを構成する伝送路において、低速デバイスへのデータ送信中に高速デバイスへのデータ送信を行うと、該送信フレームが低速デバイスへの送信フレームと衝突するため高速デバイスへの送信フレームの再送が多発し、高速デバイスへの送信効率を落とすといった問題があった。本発明は伝送路のトラフィックが混雑していることを検知して、低速デバイスの送信フレームの送出を緩和させることにより、高速処理を必要とする端末装置への送信効率を向上させることを目的とする。【構成】 送信処理部(1)は、トラフィックカウンタ(25)の値が所定値以下ならば、送信バッファ(21)のデータが送信された後に所定の待ち時間を設けて次の送信データを送信バッファ(21)へ格納して伝送路制御部(2)に対して送信を依頼する遅延制御を有するフレームの送信処理を行う
請求項(抜粋):
送信処理部(1)と、伝送路制御部(2)と、トラフィックカウンタ(25)から構成される端末処理装置(4)と、所定の制御コード(55)を保持する端末装置(5)と、ローカルエリアネットワーク(3)とを有し、端末処理装置(4)と端末装置(5)は、ローカルエリアネットワーク(3)を介して相互に接続され、送信処理部(1)は、端末装置(5)への送信データが指定されると、該端末装置(5)の制御コード(55)の取得依頼を伝送路制御部(2)に対して行い、伝送路制御部(2)から通知された該制御コード(55)に基づき遅延制御を有する送信か、遅延制御を有しない送信かを決定し、遅延制御を有する送信の場合は、送信バッファ(21)のデータが送信された後に所定の待ち時間を設けて次の送信データを送信バッファ(21)へ格納して伝送路制御部(2)に対して送信を依頼し、遅延制御を有しない送信の場合は、待ち時間を設けることなく送信データを送信バッファ(21)へ格納して伝送路制御部(2)に対して送信を依頼し、伝送路制御部(2)は、送信処理部(1)から制御コード(45)の取得依頼があると、送信先端末装置から該制御コード(55)読み取って送信処理部(1)に通知し、データの送信依頼があると、送信バッファ(21)の送信データを送信先端末装置へ送信することを特徴とする端末装置の送信制御方式。
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