特許
J-GLOBAL ID:200903019259735759

並列トランジスタのベース駆動信号供給回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-159277
公開番号(公開出願番号):特開平5-015146
出願日: 1991年07月01日
公開日(公表日): 1993年01月22日
要約:
【要約】【目的】並列したトランジスタ相互間を流れるコレクタ電流のために、これら並列トランジスタに与えるベース駆動信号が影響を受けて減少するのを防止しようとするものである。【構成】並列接続しているトランジスタの各エミッタには、ベース駆動信号を流すための第1エミッタ接続線と、コレクタ電流を流すための第2エミッタ接続線とを別個に配線するのであるが、隣合ったトランジスタのベース同士を接続しているベース接続線と、同じく隣合ったトランジスタの上述した第1エミッタ接続線とにはコモンモードリアクトルを挿入するか、或いはこれら両接続線を一括し、この一括した接続線が貫通穴を有する鉄心を貫通するようにすることで、トランジスタのベース駆動信号がコレクタ電流等の影響で変動するのを回避し、もってトランジスタの誤動作を防止しようとするものである。
請求項(抜粋):
複数のトランジスタの各コレクタをコレクタ接続線で共通に接続し、前記複数トランジスタそれぞれのエミッタには各エミッタを共通に接続する第1エミッタ接続線と同じく各エミッタを共通に接続する第2エミッタ接続線とを設け、各ベースをベース接続線で共通に接続し、各トランジスタに共通のベース駆動信号を供給するベース駆動回路を前記エミッタ接続線とベース接続線とに接続する構成の並列トランジスタにおいて、隣合ったトランジスタ同士を接続している前記ベース接続線に、相互絶縁した2組の巻線を共通鉄心に備えたコモンモードリアクトルの一方の巻線を挿入すると共に、同一の隣合ったトランジスタ同士を接続している前記第1エミッタ接続線に、前記コモンモードリアクトルの他方の巻線を挿入することを特徴とする並列トランジスタのベース駆動信号供給回路。

前のページに戻る