特許

J-GLOBAL ID：200903019276731465

樹脂製品

発明者： 杉浦 嗣典 ,  七田 裕章 ,  後藤 篤
出願人/特許権者： 豊田合成株式会社
代理人 (1件)： 高橋 祥泰 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-215384
公開番号（公開出願番号）：特開平11-240097
出願日： 1998年07月30日
公開日（公表日）： 1999年09月07日
要約：

【要約】【課題】 熱変形が少なく,意匠性に優れ,かつ安価に製造できる樹脂製品を提供する。【解決手段】 合成樹脂よりなる本体部2と,本体部によって少なくともその一部が囲まれた状態で部分的に異なる合成樹脂を用いた異種材料部3とよりなる。本体部と異種材料部とは,その表面を同一面状に互いに隣接配置してあり,異種材料部の表面及び本体部の少なくとも一部の表面には,これらを連続して被覆する表面層4を設けている。本体部は,曲げ弾性率が2000〜4000MPaであり,線膨張係数が3〜12×10-5/°Cの合成樹脂からなる。異種材料部は,曲げ弾性率が100〜700MPaであり,線膨張係数が1〜10×10-5/°Cの合成樹脂からなる。表面層は,曲げ弾性率が300〜2000MPaであり,線膨張係数が3〜12×10-5/°Cの合成樹脂からなる。

請求項（抜粋）：

合成樹脂よりなる本体部と,該本体部によって少なくともその一部が囲まれた状態で上記本体部の合成樹脂とは異なる合成樹脂を用いた異種材料部とよりなり,上記本体部と異種材料部とは,その表面を同一面状に互いに隣接配置してあり,かつ,上記異種材料部の表面及び上記本体部の少なくとも一部の表面には,これらを連続して被覆する表面層を設けてなる樹脂製品において,上記本体部は,曲げ弾性率が2000〜4000MPaであり,線膨張係数が3〜12×10-5/°Cの合成樹脂からなり,上記異種材料部は,曲げ弾性率が100〜700MPaであり,線膨張係数が1〜10×10-5/°Cの合成樹脂からなり,上記表面層は,曲げ弾性率が300〜2000MPaであり,線膨張係数が3〜12×10-5/°Cの合成樹脂からなることを特徴とする樹脂製品。

IPC (4件)：

B32B 7/02 ,  B60R 21/20 ,  B29K101:10 ,  B29K101:12

FI (2件)：

B32B 7/02 ,  B60R 21/20