特許
J-GLOBAL ID:200903019279526404

アンチスキッド制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯阪 泰雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-262312
公開番号(公開出願番号):特開2001-080490
出願日: 1999年09月16日
公開日(公表日): 2001年03月27日
要約:
【要約】【課題】 運転者による選択スイッチの切り換えにより、駆動方式を4輪駆動と2輪駆動とに切換可能な車両のアンチスキッド制御方法であって、駆動方式検出手段が実際の駆動方式とは異なる出力を発していても、適正なアンチスキッド制御を行うことができるアンチスキッド制御方法を提供すること。【解決手段】 選択スイッチ30が選択した駆動モードと駆動方式検出器28が検出した駆動モードとが相違する場合、前後の駆動軸22、23の回転差の正負反転回転数を検出するカウンタ34の出力に基づいて、アンチスキッド制御モードを選択する。
請求項(抜粋):
各駆動軸に取り付けられた車輪の回転状態を検出する車輪速検出手段と、この車輪速検出手段からの検出結果に基づき、各車輪のロック傾向に応じてその車輪に供給されるブレーキ圧力を制御するブレーキ圧力制御手段と、このブレーキ圧力制御手段に対して制御信号を出力する制御手段と、車両の駆動系統に取り付けられ、車両の駆動方式を前後の駆動軸を駆動させる4輪駆動モードと前後の駆動軸のいずれか一方を駆動させる2輪駆動モードとに選択切換する駆動方式切換手段と、この駆動方式切換手段の状態を検出する駆動方式検出手段と、を有するとともに、前記制御手段は、予め設定された4輪駆動用アンチスキッド制御モードと2輪駆動用アンチスキッド制御モードの内、前記駆動方式検出手段からの信号に応じて選択し、この選択された制御モードに基づきアンチスキッド制御が行われるアンチスキッド制御方法において、アンチスキッド制御時における所定時間内での前後の駆動軸間の回転速度差の正負反転回数を検出するカウント手段を設け、前記駆動方式検出手段の検出内容が2輪駆動モードであるにもかかわらず前記カウント手段のカウント数が所定回数以上の場合は、前記制御モードとして前記4輪駆動用アンチスキッド制御モードを設定し、前記駆動方式検出手段の検出内容が4輪駆動モードであるにもかかわらず前記カウント手段のカウント数が所定回数未満の場合は、前記制御モードとして2輪駆動用アンチスキッド制御モードを設定することを特徴とするアンチスキッド制御方法。
Fターム (10件):
3D046BB01 ,  3D046BB28 ,  3D046CC05 ,  3D046GG08 ,  3D046HH07 ,  3D046HH26 ,  3D046HH41 ,  3D046JJ04 ,  3D046KK09 ,  3D046MM06

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