特許
J-GLOBAL ID:200903019289803457

非水系電解質二次電池用正極活物質およびその製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 押田 良久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-150338
公開番号(公開出願番号):特開平10-321229
出願日: 1997年05月23日
公開日(公表日): 1998年12月04日
要約:
【要約】【課題】 二次電池のサイクル特性を向上(放電容量を維持)させることが可能であるのみならず、製造コストが安価で利用範囲が広いリチウム-ニッケル複酸化物を用いた非水系電解質二次電池用正極活物質およびその製造法を提供する。【解決手段】 ニッケルとコバルトを含む溶液、苛性アルカリ水溶液およびアンモニウムイオン供給体とを同時かつ連続的に供給して合成して得られるとともに、9〜25モル%のコバルトを含み、X線回折で測定した[001]面の回折図形の半価幅が0.5 ゚〜1.0 ゚であり、かつタップ密度が2.0〜2.4g/ミリリットルであるコバルト-ニッケル共沈水酸化物を原料としてなる非水系電解質二次電池用正極活物質を特徴とする。またコバルト-ニッケル共沈水酸化物およびリチウム化合物をモル比(Li/Μ(=Co+Ni))で1.0〜1.1とし、該水酸化物の二次粒子の形骸が残るように混合した後、酸素雰囲気中で温度620〜730°Cで8〜20時間焼成する非水系電解質二次電池用正極活物質の製造法を特徴とする。
請求項(抜粋):
ニッケルとコバルトを含む水溶液、苛性アルカリ水溶液およびアンモニウムイオン供給体とを同時かつ連続的に供給して合成して得られるとともに、9〜25モル%のコバルトを含み、X線回折で測定した[001]面の回折図形の半価幅が0.5 ゚〜1.0 ゚であり、かつタップ密度が2.0〜2.4g/ミリリットルであるコバルト-ニッケル共沈水酸化物を原料としてなることを特徴とする非水系電解質二次電池用正極活物質。
IPC (6件):
H01M 4/58 ,  C01G 53/00 ,  H01M 4/02 ,  H01M 4/04 ,  H01M 4/52 ,  H01M 10/40
FI (6件):
H01M 4/58 ,  C01G 53/00 A ,  H01M 4/02 C ,  H01M 4/04 A ,  H01M 4/52 ,  H01M 10/40 Z

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