特許
J-GLOBAL ID:200903019293675897
線形可変リアクトル
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高野 明近 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-314991
公開番号(公開出願番号):特開平9-330829
出願日: 1996年11月26日
公開日(公表日): 1997年12月22日
要約:
【要約】【課題】 広範囲に制御可能で、かつ、高調波歪を改善した線形可変リアクトルを提供する。【解決手段】 11は第1のU形カットコアで、主巻線12が巻回されている。13は第2のU形カットコアで、制御巻線14が巻回されている。これら第1及び第2のU形カットコア11,13は、そのカット面同志を互いに対向させ、かつ、第1のU形カットコア11に対して第2のU形カットコア13を捩じり方向に90°回転させた状態で接触されている。この接触部分の4面は、第1及び第2のU形カットコア11,13の共通磁気回路になる。この共通磁気回路の一部を切削して楔形の間隙15を形成する。共通磁気回路に楔形の間隙15を形成すると、共通磁路は、第1及び第2のU形カットコア11,13同志の接触部分16と楔形の間隙15の並列磁路となり、制御巻線14の励磁電流を変えることにより、主巻線12のインダクタンスを線形させることができる。
請求項(抜粋):
主巻線が巻回された第1のU形カットコアと、制御巻線が巻回された第2のU形カットコアとを有し、前記両カットコアのカット面同志を互いに対向させ、かつ、一方のカットコアに対して他方のカットコアを捩じれ方向に90°回転させた状態で接触させ、第1のU形カットコアと第2のU形カットコアの接触部の一部を切削して楔形の間隙を作成し、前記制御巻線の励磁電流の値を変えて、前記主巻線のインダクタンスを変化させるようにしてなることを特徴とする線形可変リアクトル。
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