特許

J-GLOBAL ID：200903019302711303

スクロール圧縮機及びそのクランク軸の製造方法

発明者： 島田 敦 ,  稲場 恒一 ,  星野 信利 ,  川南 茂也 ,  若菜 竜也 ,  阿部 信雄 ,  島田 芳之
出願人/特許権者： 株式会社日立製作所
代理人 (1件)： 武 顕次郎
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-005940
公開番号（公開出願番号）：特開平5-195967
出願日： 1992年01月16日
公開日（公表日）： 1993年08月06日
要約：

【要約】【目的】 信頼性の確保と冷凍サイクルの性能向上を図り、組立を容易にする。【構成】 吸入パイプ15に先端をフレア-状に成形したリング状鉄板30を予めロウ付けし、吸入パイプ15を固定スクロール3の吸込口に取付けた後、リング状鉄板30を密閉容器1の蓋チャンバ1bに嵌め込み、蓋チャンバ1bの内側からフレア-部をプロジェクション溶接する。旋回スクロ-ル4のボス部4cに圧入した軸受ブッシュの外径よりも小径の孔を底部に設けたカップ状部材をボス部4cに固定し、軸受ブッシュのボス部4cからの抜け落ちをなくす。表面処理をしないクランク軸と軸受内径側にのみ表面処理を施した副軸受を組み合せた。電動機10の回転子12下部のロータエンドリング13と固定子11下部のエンドコイルとの間を仕切るようにカップ状遮蔽材32を配置し、ロータエンドリング13の回転によって冷凍機油14が撹拌されないようにする。

請求項（抜粋）：

円筒状ケースの一方の端部に蓋チャンバが、他方の端部に底チャンバが夫々一体となった密閉容器内に、電動機と圧縮機構部とがクランク軸で連結されて収納されたスクロール圧縮機において、冷媒ガスを吸入する吸入パイプに予めロウ付けされた先端がフレアー状に成形されたリング状鉄板が、該リング状鉄板のフレアー部が密閉容器の内側となるように、該蓋チャンバに設けられた取付け穴に取り付けられて該蓋チャンバにプロジェクション溶接されてなることを特徴とするスクロ-ル圧縮機。

IPC (3件)：

F04C 18/02 311 ,  F04C 18/02 ,  F04C 29/00

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 特開平2-146274
  
• 特開平3-003989
  
• 特開平2-248676