特許
J-GLOBAL ID:200903019304178181

光ファイバ増幅器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 芳樹 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-090893
公開番号(公開出願番号):特開平8-288573
出願日: 1995年04月17日
公開日(公表日): 1996年11月01日
要約:
【要約】【目的】 不要な自然放出光を有効に除去する光ファイバ増幅器を提供する。【構成】 半導体レーザ12,14からの双方向励起光によりEr添加型増幅媒体6に信号光の増幅作用をもたせ、増幅された光を光分岐カプラ16及びファイバグレーティング24を通して出力させる。光分岐カプラ16は、ファイバグレーティング24の選択反射波長と等しい波長の反射光を分岐して光電変換素子20へ導き、帰還制御回路22が光電変換素子20の出力に基づいてペルチェ素子26の温度を制御し、ペルチェ素子26の温度が熱伝導率の良好なケース24を介してファイバグレーティング24に伝えられる。そして、光電変換素子20の出力信号値の増減変化の傾向が所定閾値範囲内となるようにファイバグレーティング24の温度を調節してその伸縮長を制御することにより、その選択反射波長を不要な自然放出光のピーク波長と一致させて、自然放出光がファイバグレーティング24を通過するのを抑制する。
請求項(抜粋):
コア部分に活性化イオンとしての希土類元素を添加した光ファイバを増幅媒体とし、励起光により増幅作用をもたせる光ファイバ増幅器において、前記増幅媒体の出射端に設けられたファイバグレーティングと、前記増幅媒体と前記ファイバグレーティングとの間に設けられ、前記ファイバグレーティングに設定された選択反射波長と等しい波長の反射光を分岐して光電変換素子へ伝搬する光分岐カプラと、前記光電変換素子の出力信号値に基づいて前記増幅媒体から発生される不要な自然放出光のピーク波長を判定し、前記ファイバグレーティングの選択反射波長を自然放出光の波長と等しくさせる帰還制御を行う制御手段と、を具備することを特徴とする光ファイバ増幅器。
IPC (2件):
H01S 3/07 ,  G02F 1/35 501
FI (2件):
H01S 3/07 ,  G02F 1/35 501

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