特許
J-GLOBAL ID:200903019305457173

熱交換器

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-019027
公開番号(公開出願番号):特開平8-210792
出願日: 1995年02月07日
公開日(公表日): 1996年08月20日
要約:
【要約】【目的】 熱媒体流路にフラックスの残滓を作ることなく簡単に製造でき、しかも、熱効率の良い熱交換器を提供できる。【構成】 自動車の空調システムのための積層型蒸発装置はプレート3aを重ね合わせた複数のチューブユニット303aを含んでいる。プレート3aはそこに設けられた浅い窪み321aと周辺に伸びているフランジ311aとその中心部に配されてプレート3aの左右両側を隔てている狭い仕切壁351aとを有する。プレート3aは浅い窪み321aに形成された複数の突起331aを備え、該突起331aの接続面333aの中心部分にはフラックスを染み込ませるための小孔334aが設けられている。更に、狭い仕切壁351aの接続面352aには、中心の位置に狭い仕切壁351aの長手方向のほぼ全長に亘って、切れ目354aを設けている。これら、接合面に形成された小孔334aや切れ目354aからフラックスが染み込み、接合面の酸化皮膜を十分に除去してから、鑞付が行われる。
請求項(抜粋):
複数の積層型チューブユニットであり、前記チューブユニットの各々は互いに結合されたプレートを有し前記プレート間に流体通路が用意されるとともに前記プレートから延びかつ前記流体通路に連通する少なくとも一つの流体連通開口とが用意されており、前記プレートの各々は、浅い窪みと、前記浅い窪みの周辺に沿ってのびたフランジと、前記浅い窪みに設けられた複数の突起と、前記浅い窪みの中間部分に配され前記プレートの各々の範囲でのびて前記プレートの左側と右側とを隔てる壁部とを有し、前記複数の積層型チューブユニットの上面に配された少なくとも一つの導管であり、前記少なくとも一つの導管は前記複数の積層型チューブユニットにおける前記少なくとも一つの流体連通開口を受けるための複数のスロットを有する熱交換器において、前記プレートの各々には前記プレートの左側と右側とを隔てる壁部の平らな接続面に切れ目が設けてあることを特徴とする熱交換器。
IPC (2件):
F28F 3/08 311 ,  F28F 3/04

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