特許
J-GLOBAL ID:200903019309905634

流路分配装置、疑似移動床および連続吸着法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三宅 正夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-188963
公開番号(公開出願番号):特開平6-011056
出願日: 1992年06月24日
公開日(公表日): 1994年01月21日
要約:
【要約】【構成】 上部流路分配器1および下部流路分配器2を有し、各流路分配器は互いに摺接する固定供給バルブ3およびパイプ固定板5で挟持された回転4バルブを有し、これらの各流路分配器には一貫した流路が穿設されている流路分配装置およびこれらの流路分配器に挟持され、固定された塔槽類A1,A2,...Anとを有する疑似移動床であり、この疑似移動床を使用して吸着塔を連続運転することによる連続吸着法である。【効果】 塔槽類を回動または移動させることなく、また、上向流および下向流ならびに並流および向流のいずれにても処理液を吸着剤に接触させることができるため各工程の処理を効率よく行うことができ、製品回収率および製品の濃度がともに高く、操作が簡単であり、しかも信頼性が高く、また、駆動動力を節減し得る。
請求項(抜粋):
上部流路分配器および下部流路分配器を有し、各流路分配器は、固定供給バルブ、該固定供給バルブと摺接しつつ回転せしめられる回転バルブおよび該回転バルブと摺接するパイプ固定板とを有し、該回転バルブは該固定供給バルブと該パイプ固定板とによって挟持され、該固定供給バルブはその摺接面に複数の供給溝を有し、かつ、その周壁には該供給溝と供給ノズルとを連絡する供給ノズル孔が穿設され、該回転バルブは液分配部と連絡部から成り、該液分配部および該連絡部にはそれぞれ複数の通路ならびに複数の連絡通路および複数の連結室が穿設され、該パイプ固定板には塔槽類と接続する複数の連絡通路と、一方では前記連結室と接続せしめられ他方では連結パイプと接続せしめられる連結通路とが穿設され、該供給ノズル孔、該固定供給バルブの供給溝、該回転バルブの液分配部の通路、該回転バルブの連絡部の連絡通路およびパイプ固定板の連絡通路を順次接続せしめて流路分配器内で一貫した液体流路が形成せしめられ、かつ、該パイプ固定板の連結通路、該回転バルブの連結室および該パイプ固定板の他の連絡通路を順次接続せしめて該回転バルブの連絡部の連結室の形状に即して流路分配器内で他の一貫した液体流路が形成せしめられていることを特徴とする流路分配装置。
IPC (3件):
F16K 11/06 ,  B01D 15/00 101 ,  B01J 8/04 301

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