特許
J-GLOBAL ID:200903019310020379

光重合性組成物用の可視域光増感剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高木 千嘉 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-337729
公開番号(公開出願番号):特開平5-239116
出願日: 1992年12月18日
公開日(公表日): 1993年09月17日
要約:
【要約】【目的】 光重合性組成物用の可視域増感剤の提供。【構成】 フリーラジカルで付加重合可能なエチレン性不飽和モノマー、およびヘキサアリールビスイミダゾール、連鎖移動剤および増感剤から成る光開始剤系から構成され、増感剤は次の式【化1】(式中、R1とR2はC1〜C4のアルキル、R3とR4は水素、C1〜C6のアルキル、R5とR6は水素またはメチル、R7とR8はC1〜C6のアルキルなどを表わす)などで表わされるものである、光重合性組成物。
請求項(抜粋):
(1) フリーラジカルで開始される付加重合の可能な少なくとも1種のエチレン性不飽和モノマー;と(2) 活性放射線により活性化することのできる光開始剤系とから構成され、この光開始剤系は(a) ヘキサアリールビスイミダゾール;(b) 連鎖転移剤;および(c) 増感剤、この増感剤は以下の構造Aの化合物【化1】ここで:R1とR2は独立してC1〜C4のアルキル;R3とR4は独立して水素、C1〜C6のアルキル、またはC1〜C6のアルコキシ;R5は水素またはメチル、そしてR7はC1〜C6のアルキル、あるいは(R5+R7)は-(CH2)2-または-(CH2)3-であり;R6は水素またはメチル、そしてR8はC1〜C6のアルキル、あるいは(R6+R8)は-(CH2)2-または-(CH2)3-であり、ただし(R5+R7)と(R6+R8)とは同時に-(CH2)2-となり得ないものである;および以下の構造Bの化合物【化2】ここで:R1とR2は独立してC1〜C4のアルキル;XはO、S、NR14、またはCR15R16であり、ここでR14、R15およびR16はそれぞれC1〜C6のアルキル、あるいは置換または未置換のフェニルであり;R9は置換または未置換のC1〜C7のアルキル、あるいは置換または未置換のフェニル;R10、R11、R12およびR13はそれぞれ独立して水素、置換または未置換のC1〜C6のアルキルとアルコキシ、ハロゲン、あるいは置換または未置換のフェニル;または(R10とR11)、(R11とR12)あるいは(R12とR13)は結合して置換または未置換の6員の芳香族環を形成している;よりなる群から選ばれた増感剤、から構成される光重合性組成物であり、その際、前記の光開始剤系は活性放射線に対する露光に際し、前記モノマーの重合を開始させるのに充分な分量で存在する、光重合性組成物。

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