特許
J-GLOBAL ID:200903019311431747

車両用シートベルト装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 大庭 咲夫 ,  加藤 慎治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-195273
公開番号(公開出願番号):特開2005-028970
出願日: 2003年07月10日
公開日(公表日): 2005年02月03日
要約:
【課題】ロック機構のロックやクラッチ機構の作動を解除するときに電動モータに生じる作動音を低減可能なシートベルト装置を提供する。【解決手段】シートベルト装置は、電動モータ17、ロック機構およびクラッチ機構Cを有するリトラクタ12と、巻き取り制御プログラムを実行するマイクロコンピュータ35とを備えている。マイクロコンピュータ35は、センサ42からの信号に基づき車両緊急状態を判定し、電動モータ17を正転させてシートベルト11を巻き取る。緊急状態回避後、センサ43,44からの信号に基づき減速状態を判定し、ロック機構のロック解除のためにロック解除電流を流して電動モータ17を正転させる。クラッチ機構Cの作動解除のためにロック解除電流より小さい電流値のクラッチ解除電流を流して電動モータ17を逆転させる。電動モータ17の電流値の変化に基づきその作動を停止させることも可能である。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
車両の緊急時にシートベルトを巻き取る電動モータと、車両の減速状態時にシートベルトの引き出しが禁止されるようにロックして同ロックを維持するとともに、同ロックが前記電動モータによるシートベルトの巻き取り方向への回転によって解除されるロック機構と、前記電動モータによるシートベルトの巻き取り方向への回転によってシートベルトの巻き取りが許容されるように作動して同作動を維持するとともに、同作動が前記電動モータによるシートベルトの引き出し方向への回転によって解除されるクラッチ機構とを有するリトラクタを備えた車両用シートベルト装置において、 前記ロック機構のロックを解除するために前記電動モータにロック解除電流を流して同電動モータをシートベルトの巻き取り方向へ回転させるロック解除手段と、 前記クラッチ機構の作動を解除するために前記電動モータに前記ロック解除電流の電流値より小さい電流値であるクラッチ解除電流を流して同電動モータをシートベルトの引き出し方向へ回転させるクラッチ解除手段とを設けたことを特徴とする車両用シートベルト装置。
IPC (3件):
B60R22/48 ,  B60R22/44 ,  B60R22/46
FI (3件):
B60R22/48 B ,  B60R22/44 Z ,  B60R22/46
Fターム (3件):
3D018MA01 ,  3D018PA01 ,  3D018PA02

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