特許
J-GLOBAL ID:200903019324599990

省エネルギー冷凍システムの制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-092164
公開番号(公開出願番号):特開平10-288408
出願日: 1997年04月10日
公開日(公表日): 1998年10月27日
要約:
【要約】【課題】 コンプレッサの運転方法を最適に設定し、省エネ効果を向上する新しい制御方式をもった省エネルギー冷凍システムの制御方法を提供する。【解決手段】 冷水出入口温度(T12),(T11)差にその時の冷水流量(Q10)を乗じ冷凍能力推定値を求め、この推定値と、冷凍能力設定器による設定値との差を小さくするようにインバータ(9)の周波数(fS )を調整し、コンプレッサ(1)の速度を制御し、その駆動力節減により、設計時の圧力損失見込分が回収される。制御装置(10)の制御誤差が所定値以下に縮小した時、周波数、冷媒流量を変化させ、冷凍プロセス安定後、コンプレッサの速度変化前後の使用電力を比較し、最小エネとなる周波数を学習探索し、設定冷凍能力における最適周波数を設定する。なお、試運転時または点検時に冷凍容量と周波数の関係を満足する関数を発生させるので、通常運転時に最適周波数の探索操作を要しない。
請求項(抜粋):
コンプレッサ、コンデンサ、レシーバ、ドライヤ、膨張弁および蒸発器によって構成されるコンプレッサ式冷凍システムにおける、前記コンプレッサの速度を可変制御できる少なくとも1台のインバータ式可変速駆動装置に、前記蒸発器の出口温度と入口温度の差を検出し冷媒過熱度を求めこれを設定値に保つように、膨張弁の絞りを制御する絞り制御機構を備えた冷凍システムの制御方法において、冷水出口温度と入口温度の差を求め、この値にその時の冷水流量を乗じて冷凍能力推定値を求め、該冷凍能力推定値と、冷凍能力設定器による冷凍能力設定値とを比較し、その差を小さくするようにインバータの周波数を調整し、コンプレッサの速度を制御することを特徴とする省エネルギー冷凍システムの制御方法。
IPC (3件):
F25B 1/00 361 ,  F25B 1/00 304 ,  H02P 7/63 302
FI (3件):
F25B 1/00 361 D ,  F25B 1/00 304 L ,  H02P 7/63 302 Z

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