特許
J-GLOBAL ID:200903019325024125

ポリオレフィン樹脂被覆鋼材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 雅生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-346897
公開番号(公開出願番号):特開平7-186326
出願日: 1993年12月27日
公開日(公表日): 1995年07月25日
要約:
【要約】【目的】 低い接着温度でも短時間に強固な接着力を発言できる直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)接着剤を適用したポリオレフィン樹脂被覆鋼材。【構成】 金属管1の上にクロメート層2,エポキシプライマー層3,LLDPE接着剤層4,ポリオレフィン樹脂層5を順次積層する。ここで用いるLLDPE接着剤は、1-ブテン/エチレン比を7〜10重量%で共重合させて合成したLLDPE1分子に対して、1〜2個の無水マレイン酸をグラフトしたもので、GPC法により求めた重量平均分子量は95000〜130000であり、Mw/Mnは6以下である。【効果】 優れた被覆接着性を有するポリオレフィン樹脂被覆鋼材を高い能率で製造できる。
請求項(抜粋):
鋼材にポリオレフィン樹脂を接着剤を介して積層して成るポリオレフィン樹脂被覆鋼材において、その接着剤が、1.エチレンに対して7〜10重量%の1-ブテンを共重合させて合成した直鎖状低密度ポリエチレンであり、2.その直鎖状低密度ポリエチレン1分子に対し、無水マレイン酸を1〜2個の範囲でグラフトさせて変性したものであり、3.ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC法)により求めた、無水マレイン酸で変性した後の直鎖状低密度ポリエチレンの重量平均分子量(Mw)が95000〜130000であり、4.その重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比(Mw/Mn)が6以下である、ことを特徴とするポリオレフィン樹脂被覆鋼材。
IPC (2件):
B32B 15/08 103 ,  B32B 27/32 101

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