特許
J-GLOBAL ID:200903019325532538

インクジェットプリンタにおいて擦り汚れを減ずるための次ページ印刷の適応制御

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 馨 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-088824
公開番号(公開出願番号):特開平7-052378
出願日: 1994年04月26日
公開日(公表日): 1995年02月28日
要約:
【要約】【目的】 次ページとの接触による擦り汚れなしに、またスループットの不必要な減少なしに、高密度グラフィックスイメージを印刷すること。【構成】 次ページの印刷に際し、最初のページのイメージ密度に関連した可変遅延時間にわたり、スループット向上ロジックが禁止される。可変遅延は、最初のページの最も濃密な部分である場合に、異なる印刷モードについて異なる係数を用いて、密度(所定のグリッド寸法に関しての)と位置の双方の線形関数として計算される。1つの好ましい実施例では、最大密度は幾つかのオーバラップしたグリッドの各々におけるインク液滴をカウントすることによって計算される。先行ページ上にある最大密度グリッドの大きさと位置は、先行ページ上のインクが次ページと接触した場合に擦り汚れないことを確実にすべく、十分な遅延時間が経過するまで次ページのスループットを制限するために用いられる。
請求項(抜粋):
液体インクがシート状の印刷媒体に対して連続的な水平スワスで適用されるシートフィード式のインクジェットプリンタであって、複数の垂直に配置されたプリントノズルを有するプリントヘッドと、前記プリントヘッドを通過させてシートを垂直に前進させるためのシートフィーダ手段と、シートの垂直方向に配置されたそれぞれの部分において、連続的な前記水平スワスを横切って前記プリントヘッドを水平にスルーさせるためのキャリッジ手段と、前記プリントヘッドが前記キャリッジ手段によってスルーされるに際し、前記ノズルの中から選択されたものを通じて前記インクのドットを前記シートに対して選択的に適用することにより、前記シート上にイメージを印刷するための印刷手段と、(a)第1の水平スワスが印刷されるのに先立つシートの頂部に隣接するプリントヘッドの初期の位置決めと、最後の水平スワスが印刷された後のシートの底部における印刷ヘッドの最終的な位置決めとの間の第1の経過時間と、(b)1つのシートの最終的な位置決めと次のシートの初期の位置決めとの間の第2の経過時間に等しいシートフィード遅延との和によって決定される、実際のスループットレートを変動させるためのスループット向上手段と、ドットのそれぞれの位置に応じて、前記1つのシートの濃密に印刷された領域の位置を求めるためのデンシトメータ手段と、印刷後に連続的な前記シートを積み重ねるためのスタック手段と、及びデンシトメータ手段に応じて、先行するシートの濃密に印刷された領域のインクが次のシートとの接触によって擦り汚れない点まで乾燥するよりも前に、スループット手段が実際のスループットレートを、次のシートがスタック手段において先行するシートの前記濃密に印刷された領域と接触する可能性のある値未満に維持するようにさせる擦り汚れ防止手段とからなるプリンタ。
IPC (3件):
B41J 2/01 ,  B41J 11/42 ,  G05B 13/02
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 特開平2-303842
  • 特開平2-245356
  • 特開平3-133646
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審査官引用 (2件)
  • 特開平2-303842
  • 特開平2-245356

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