特許
J-GLOBAL ID:200903019325948971

塩化ビニル系重合体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小島 隆司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-345209
公開番号(公開出願番号):特開平7-179507
出願日: 1993年12月21日
公開日(公表日): 1995年07月18日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】 塩化ビニル又は塩化ビニルを含む単量体混合物を水性媒体中に懸濁分散させて懸濁重合を行い、塩化ビニル系重合体を得る製造方法において、(1)平均重合度が150〜600、けん化度が20〜60モル%の部分けん化ポリビニルアルコールを分散剤として仕込単量体100重量部当り0.01〜5重量部使用して重合を開始すると共に、(2)懸濁剤として、(A)平均重合度が700〜3000、けん化度が70〜85モル%の水溶性部分けん化ポリビニルアルコール、及び/又は(B)ヒドロキシプロピルメチルセルロースを仕込単量体100重量部当り合計0.03〜2重量部を重合開始から添加、重合率5〜50%の範囲で全量使用して、平均重合度400〜850の塩化ビニル系重合体を得る。【効果】 かさ比重が高く、ポロシティーが高い粒子構造を有すると共に、粒度分布がシャープで、かつ加工性に優れた塩化ビニル系重合体を得る。
請求項(抜粋):
塩化ビニル又は塩化ビニルを含む単量体混合物を水性媒体中に懸濁分散させて懸濁重合を行い、塩化ビニル系重合体を得る塩化ビニル系重合体の製造方法において、(1)平均重合度が150〜600、けん化度が20〜60モル%の部分けん化ポリビニルアルコールを分散剤として仕込単量体100重量部当り0.01〜5重量部使用して重合を開始すると共に、(2)懸濁剤として、(A)平均重合度が700〜3000、けん化度が70〜85モル%の水溶性部分けん化ポリビニルアルコール、及び/又は(B)メトキシ置換度が26〜30重量%、ヒドロキシプロポキシ置換度が4〜15重量%で、かつその2重量%水溶液の20°Cにおける粘度が5〜4000cpsであるヒドロキシプロピルメチルセルロースを仕込単量体100重量部当り合計0.03〜2重量部使用して、これを重合開始から連続的又は間欠的に添加し、重合率5〜50%の範囲で全量添加し、かつ重合を58〜70°Cの温度範囲で行って、平均重合度400〜850の塩化ビニル系重合体を得ることを特徴とする塩化ビニル系重合体の製造方法。
IPC (2件):
C08F 2/20 MBK ,  C08F 14/06 MKA

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