特許
J-GLOBAL ID:200903019334829276

超音波を利用した侵入物体検知方法及び侵入物体検知機能を有した超音波センサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中井 宏行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-038236
公開番号(公開出願番号):特開平5-232223
出願日: 1992年02月25日
公開日(公表日): 1993年09月07日
要約:
【要約】【目的】 人が静止物体を室内に残して退室した場合でも、存在検知信号を誤って出力しない超音波を利用した侵入物体検知方法を提供する。【構成】 ドップラー効果によって反射波に生じる周波数成分を検出する移動検知と、移動検知の前、後の受波パターンを第1、第2の記憶回路に記憶させ、その内容を比較する存在検知とを交互に行い、両検知信号を得ない時に第2の記憶回路の内容を第1の記憶回路に転送する超音波センサにおいて、移動検知信号が得られた時点で、第1及び第2の記憶回路の内容を比較して、その内容が一致しない場合は、第2の記憶回路の内容を第1の記憶回路に転送させる様にされている。
請求項(抜粋):
監視エリアに超音波を送波した後、上記監視エリア内に存在する物体からの反射波を受波し、ドップラー効果によって反射波に生じる周波数成分を検出して、侵入物体の移動を検知する移動検知方式と、超音波パルスを送波して、物体からの反射波を受波し、予めサンプリングされた反射波の受波データと時系列的に比較することにより、監視エリア内の物体の存在を検知する存在検知方式とを一定時間毎に交互に切り換えて、移動検知方式により侵入物体の移動を検知すると共に、移動検知方式による送受波前、後の存在検知方式による受波パターンを第1、第2の記憶回路に時系列的に記憶させ、第1及び第2の記憶回路の記憶内容を比較して一致していなければ、侵入物体の存在を検知したと判断する一方、移動及び存在の両検知方法による検知信号を得ない時は、第2の記憶回路の記憶内容を第1の記憶回路に転送する超音波センサにおいて、移動検知信号が得られた時点で、第1及び第2の記憶回路の記憶内容を比較して、その記憶内容が一致していない場合は、第2の記憶回路の記憶内容を第1の記憶回路に転送させる様にしたことを特徴とする超音波を利用した侵入物体検知方法。
IPC (2件):
G01S 15/04 ,  G01S 15/52

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