特許
J-GLOBAL ID:200903019338297988

好気性微生物を利用する廃水処理の試験方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 亀川 義示
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-342261
公開番号(公開出願番号):特開平11-160305
出願日: 1997年11月27日
公開日(公表日): 1999年06月18日
要約:
【要約】【課題】 曝気層内での微生物による汚濁物の分解速度や呼吸による酸素呼吸速度などの変化などの微生物の活動状況を直接評価できるデ-タを把握して廃水処理の適性を評価する方法および装置を提供する。【解決手段】 ステップ1は試料廃液を曝気層の混合液に投入し、曝気する過程で溶存酸素濃度の変化を測定する。ステップ2曝気を停止し外部からの酸素の溶け込みを断って溶存酸素濃度の減少する速度を測定する。ステップ3は混合液に好気性微生物で分解可能な物質を含む溶液を規定量添加しこれを曝気する過程で溶存酸素濃度の変化を測定する。これらのステップを含む検査工程を1セットとしてこのセットを繰り返し各セットでの微生物による溶存酸素濃度成分の分解速度等の特性値を測定して上記試料廃液に対する処理の適性を評価する。
請求項(抜粋):
好気性微生物を利用する廃水処理での廃液の処理適性を試験する方法において、試料廃液を好気性微生物の入った混合液に投入しその混合液を曝気する過程で溶存酸素濃度DOの変化を測定するステップ1と、曝気を停止し外部からの酸素の溶け込みを断った状態でDOの減少する速度を測定するステップ2と、好気性微生物で分解容易な物質を含む基準BOD添加液を規定量添加しその混合液を曝気する過程におけるDOの変化を測定するステップ3を含む検査工程を1セットとしてこのセットを繰り返し行い、その測定結果をコンピュ-タで演算処理して各ステップにおけるDOの変化曲線または該変化曲線の形状を特徴づける特性値を取得し、その各ステップ間のDOの変化曲線の推移または上記特性値の変化により上記試料廃液に対する処理適性を評価することを特徴とする好気性微生物を利用する廃水処理の試験方法。
IPC (4件):
G01N 33/18 ,  G01N 33/18 105 ,  C12M 1/34 ,  C12Q 1/02
FI (5件):
G01N 33/18 D ,  G01N 33/18 F ,  G01N 33/18 105 ,  C12M 1/34 B ,  C12Q 1/02

前のページに戻る