特許
J-GLOBAL ID:200903019342446513

車両用自動変速機の故障検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-325479
公開番号(公開出願番号):特開平7-174222
出願日: 1993年12月22日
公開日(公表日): 1995年07月11日
要約:
【要約】【目的】 入力軸回転速度検出手段を用いなくても車両用自動変速機の故障を確実に検出できる故障検出装置を提供する。【構成】 判断基準範囲設定手段により判断基準範囲が設定され、領域判定手段により、車両の実際の走行状態が予め設定された検出許可領域内にあるか否かが判定される。故障検出手段により、車両の実際の走行状態が検出許可領域内にあるときに、変速後の実際のエンジン回転速度が前記判断基準範囲から外れていることに基づいて前記自動変速機が故障状態であると判定される。これにより、自動変速機が故障状態、詳しくは第1電磁弁S1および第2電磁弁S2の故障であると判定されることから、トルクコンバータ12におけるエンジン10と自動変速機14の入力軸20との回転差があっても、故障の判定精度が十分に得られ、入力軸回転速度センサを設けなくても、自動変速機の故障を確実に検出できる。
請求項(抜粋):
複数の摩擦係合装置と、該摩擦係合装置の作動状態を制御する複数の電磁弁と、車両の走行状態に基づいて変速指令を出力する電子制御装置とを備え、該電子制御装置からの変速指令に従って該電磁弁が切り換えられることにより所定の変速段が達成される車両用流体式伝動装置付自動変速機の故障検出装置であって、エンジンの回転速度を検出するエンジン回転速度検出手段と、前記電子制御装置から出力される変速指令が表す変速段が成立したときに予想される予想エンジン回転速度に基づいて判断基準範囲を設定する判断基準範囲設定手段と、前記車両の実際の走行状態が予め設定された検出許可領域内にあるか否かを判定する領域判定手段と、該領域判定手段により車両の実際の走行状態が前記検出許可領域内にあると判定されたときに、変速後の実際のエンジン回転速度が前記判断基準範囲から外れていることに基づいて前記自動変速機が故障状態であると判定する故障検出手段とを、含むことを特徴とする車両用自動変速機の故障検出装置。
IPC (5件):
F16H 61/12 ,  F16H 59:24 ,  F16H 59:42 ,  F16H 59:44 ,  F16H 59:70
引用特許:
出願人引用 (3件)

前のページに戻る