特許
J-GLOBAL ID:200903019345428281

走行車輌における傾斜制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-014071
公開番号(公開出願番号):特開平10-181328
出願日: 1990年03月27日
公開日(公表日): 1998年07月07日
要約:
【要約】【課題】傾斜制御における走行車体の車高の低下を防止し、作業走行性能を維持する。【解決手段】第1の手段として、走行車体1の左右傾斜角度を検出する傾斜検出手段36と、傾斜検出手段36による検出結果に基づいて、走行車体1を設定姿勢に維持すべく、左右の車高調節シリンダ3,3を背反的に伸縮作動させることにより走行車体1をその仮想中心を中心として傾斜制御する傾斜制御手段30Aと、仮想中心の基準高さを設定する仮想中心設定手段Hと、仮想中心の高さが仮想中心設定手段Hによって設定された基準高さと相違した場合、仮想中心を設定された基準高さに維持すべく左右の車高調節シリンダ3,3を伸縮作動させる車高制御手段30Bとを設ける。また、第2の手段として、第1の手段に加えて、仮想中心設定手段Hによる仮想中心高さの設定が、走行車体1を昇降制御する手動操作手段32によって車高を変更した時になされるべく構成する。以上より成る走行車輌における傾斜制御装置の構成。
請求項(抜粋):
走行車体1を左右一対の走行装置2,2にて支持し、これら走行装置2,2と走行車体1との間に左右の車高調節シリンダ3,3を介装して、該左右の車高調節シリンダ3,3の伸縮作動により走行車体1を昇降制御してなる走行車輌において、前記走行車体1の左右傾斜角度を検出する傾斜検出手段36と、該傾斜検出手段36による検出結果に基づいて、前記走行車体1を設定姿勢に維持すべく、前記左右の車高調節シリンダ3,3を背反的に伸縮作動させることにより前記走行車体1をその仮想中心を中心として傾斜制御する傾斜制御手段30Aと、前記仮想中心の基準高さを設定する仮想中心設定手段Hと、前記仮想中心の高さが仮想中心設定手段Hによって設定された基準高さと相違した場合、該仮想中心を設定された基準高さに維持すべく前記左右の車高調節シリンダ3,3を伸縮作動させる車高制御手段30Bとを設けたことを特徴とする走行車輌における傾斜制御装置。
IPC (3件):
B60G 17/015 ,  A01B 63/10 ,  B62D 55/116
FI (3件):
B60G 17/015 B ,  A01B 63/10 A ,  B62D 55/116

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