特許
J-GLOBAL ID:200903019360022577

車両用能動型騒音制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-143017
公開番号(公開出願番号):特開平5-333880
出願日: 1992年06月03日
公開日(公表日): 1993年12月17日
要約:
【要約】【目的】比較的頻繁に音響伝達特性が変化する車両の車室内であっても、良好な騒音低減制御が行えるようにする。【構成】基準信号xに基づいて駆動信号生成部13で生成された信号と、M系列信号生成部41で生成されたホワイトノイズに基づいて生成した同定音信号sとを、加算部45で加算して駆動信号ym を生成し、その駆動信号ym をラウドスピーカに供給する。そして、残留騒音信号el から基準信号xに相関のある成分を騒音相関成分除去部30で除去し、その除去された後の信号に基づき、伝達関数フィルタ同定処理部20において、伝達関数フィルタC^lmの同定を行う構成とする。
請求項(抜粋):
騒音源から騒音が伝達される車両の車室内に制御音を発生可能な制御音源と、前記車室内の所定位置における残留騒音を検出し残留騒音信号として出力する残留騒音検出手段と、前記騒音源の騒音発生状態を表す基準信号を生成する基準信号生成手段と、前記制御音源及び前記残留騒音検出手段間の伝達関数をモデル化した伝達関数フィルタと、この伝達関数フィルタと前記基準信号とを畳み込んで基準処理信号を生成する基準処理信号生成手段と、前記基準信号,前記残留騒音信号及び前記基準処理信号に基づいて前記空間内の騒音が低減するように前記制御音源を駆動させる能動制御手段と、前記制御音源から同定音を発生させる同定音発生手段と、前記残留騒音信号から前記騒音に相関のある成分を除去する騒音相関成分除去手段と、前記制御音源から発せられた同定音及び前記騒音相関成分除去手段で処理された前記残留騒音信号に基づいて前記制御音源及び前記残留騒音検出手段間の音響伝達特性を求めて前記伝達関数フィルタを同定する伝達関数フィルタ同定手段と、を備えたことを特徴とする車両用能動型騒音制御装置。
IPC (2件):
G10K 11/16 ,  F01N 1/06

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