特許
J-GLOBAL ID:200903019360383553
ノイズ除去回路
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
柿本 恭成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-157186
公開番号(公開出願番号):特開平10-013718
出願日: 1996年06月18日
公開日(公表日): 1998年01月16日
要約:
【要約】【課題】 動画及び静止画像の時に、垂直エッジ、水平エッジを残して、インパルス性雑音のみを除去する。【解決手段】 現フィールドの映像信号SIをフレームメモリ1,2に順次記憶し、動きベクトル検出回路3は、動きベクトルS3を検出する。動き補正回路4は、現フィールドの注目画素に対応する前フィールドの画素をフレームメモリ2から読み込んでゆく。フレーム間差分演算回路5は、ブロック毎に現フィールドと前フィールドの画素の差分の絶対値を累積加算する。水平、垂直エッジ検出回路6、7は、水平、垂直エッジであるかを示す信号S6、S7を出力する。遅延回路8-1〜8-3で時間合わせをする。判定回路9でフィルタを選択する選択信号S10を生成し、遅延回路10で時間合わせをする。垂直、水平、空間メディアンフィルタ11、12、13でフィルタ処理をして、遅延回路14-1〜14-3で時間合わせをして、選択回路15で選択する。
請求項(抜粋):
フレームを構成するフィールドの映像信号を画素毎に順次入力して、画素毎に記憶するフレームメモリと、現フィールドの注目画素と前記フレームメモリに記憶されたn(n≧1の自然数)フレーム周期前のフィールドの画素とを入力して、前記現フィールドの前記注目画素と該注目画素に対応する前記前のフィールドの画素との間の動きベクトルを1つ又は複数の画素から構成されるブロック単位に検出する動きベクトル検出手段と、前記現フィールドの前記注目画素の前記動きベクトルに基づいて、前記注目画素に対応する前記前のフィールドの画素を前記フレームメモリから順次読み出して動き補正する動き補正手段と、現フィールドの注目画素と該注目画素に対応する前記動き補正した画素との差分の絶対値をその注目画素が属する前記ブロックの領域又は該ブロックの一部の領域で累積加算し、前記現フィールドの前記注目画素を入力した時刻から一定の時間後に出力するフレーム間差分演算手段と、前記動き補正された前記前のフィールドの画素に対して画面上で水平方向に位置する1つ又は複数の近傍画素の画素間の差分を取って水平エッジであるか否かを示す信号を出力する水平エッジ検出手段と、前記動き補正された前のフィールドの画素に対して画面上で垂直方向に位置する1つ又は複数の近傍画素の画素間の差分を取って垂直エッジであるか否かを示す信号を出力する垂直エッジ検出手段と、前記動き補正された前のフィールドの画素に対する、前記フレーム間差分演算手段の出力信号、前記垂直エッジ検出手段の出力信号、及び前記水平エッジ検出手段の出力信号が同じ時刻となるように時間合わせをする第1の遅延手段と、前記動き補正された前のフィールドの画素に対する前記フレーム間差分演算手段の出力信号に基づいて、前記動きベクトルが正確か否かを判断して、正確でなければ、前記現フィールドの前記注目画素を選択し、前記動きベクトルが正確でかつ垂直エッジ検出手段の出力信号が垂直エッジでないことを示す場合は垂直フィルタの出力を選択し、前記動きベクトルが正確でかつ垂直エッジ検出手段の出力信号が垂直エッジであることを示しかつ前記水平エッジ検出手段の出力信号が水平エッジでないことを示す場合は水平フィルタの出力を選択し、それ以外は前記現フィールドの前記注目画素を選択するように選択信号を出力する判別手段と、前記現フィールドの前記注目画素に対して画面上で垂直な方向に位置する1つ又は複数の近傍画素と前記注目画素との中から1つの画素を選択する前記垂直フィルタと、前記現フィールドの前記注目画素に対して画面上で水平な方向に位置する1つ又は複数の近傍画素と前記注目画素との中から1つの画素を選択する前記水平フィルタと、前記現フィールドの前記注目画素、該注目画素に対する、前記垂直フィルタの出力信号、前記水平フィルタの出力信号、及び前記判別手段の前記選択信号とが同一時刻となるように時間合わせをする第2の遅延手段と、前記第2の遅延手段により時間合わせをした、現フィールドの注目画素、前記垂直フィルタの出力信号、及び前記水平フィルタの出力信号のいずれかを前記選択信号に基づいて選択する選択手段とを、備えたことを特徴とするノイズ除去回路。
IPC (2件):
FI (2件):
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