特許
J-GLOBAL ID:200903019368410665

金属部材及び重合体複合部材を備えた運動伝達アセンブリ及びその製法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 雄造 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-141240
公開番号(公開出願番号):特開平6-330947
出願日: 1993年05月21日
公開日(公表日): 1994年11月29日
要約:
【要約】【目的】 機械部品組合せ内で締まりばめになるが、従来の機械部品組合せより摩擦及び摩耗の生じにくい機械部品の組合せ及びその製法を提供する。【構成】 金属部材14,21に移動可能に接合した自己潤滑重合体複合部材から成るアセンブリは、自己潤滑コンパウンドを含浸した耐摩耗性の多孔質表面層22を持つ金属部材21を備えている。重合体複合部材18,26は金属部材に狭いすきまを置いて接触している。このアセンブリを作る製法は、成形可能な重合体複合材料を、金属部材の自己潤滑コンパウンドを含浸させた多孔質表面層につかみ作用を伴って接触するように硬化させる。この硬化した重合体複合部材の表面にラッピングコンパウンドを被覆した後、前記重合体複合部材及び金属部材の間に所定の狭いすきまが得られるまで、硬化した重合体複合部材を、金属部材の含浸表面層に沿って移動させる。
請求項(抜粋):
金属部材及び重合体複合部材を備え、この重合体複合部材を前記金属部材の表面部分に相対的に移動可能につかみ作用を伴って係合する状態に取付けた運動伝達アセンブリにおいて、前記金属部材に、多孔質金属酸化物層又は多孔質電解金属層と、前記金属酸化物層又は電解金属層の多孔内に含浸させた第1の自己潤滑コンパウンドとから成る耐摩耗性自己潤滑面を設け前記重合体複合部材が、熱硬化性、熱可塑性又は熱硬化性/熱可塑性の重合体と、第2の自己潤滑コンパウンドとから成る自己潤滑重合体複合物であり、前記重合体複合部材を金属殻内に入れ、前記金属部材と、前記重合体複合部材との間に狭いすきまを設けて成る運動伝達アセンブリ。
IPC (3件):
F16C 33/12 ,  F16B 33/06 ,  F16C 3/14

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