特許
J-GLOBAL ID:200903019369388329

立方体状炭酸カルシウムの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩野 平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-062437
公開番号(公開出願番号):特開平5-270821
出願日: 1991年03月05日
公開日(公表日): 1993年10月19日
要約:
【要約】【目的】 本発明の目的は、粒子径0.2μ〜1μの分散性のよい立方体状炭酸カルシウムの安価かつ効率的な製造方法を提供することである。【構成】 本発明の方法は、アルカリ性条件においてCaイオンと錯塩を形成する物質を添加した水酸化カルシウムスラリーに炭酸ガスまたは炭酸ガス含有気体を導入して水酸化カルシウムの炭酸化を行い、ついでスラリーの粘度が変化して最大値に達する前に炭酸ガスの導入を停止し(第1段工程)、次に該反応途中に前記スラリーに酸化カルシウムを投入しこの酸化カルシウムを水和させ(第2段工程)、その後該スラリーに再び炭酸ガスまたは炭酸ガス含有気体を導入して反応を終了させる(第3段工程)ことよりなる。また、第2段工程において使用する酸化カルシウムを予め吸湿処理するのが好ましい。
請求項(抜粋):
アルカリ性条件においてCaイオンと錯塩を形成する物質を添加した水酸化カルシウムスラリーに炭酸ガスまたは炭酸ガス含有気体を導入して水酸化カルシウムの炭酸化を行い、ついでスラリーの粘度が変化して最大値に達する前に炭酸ガスの導入を停止し(第1段工程)、次に前記スラリーに酸化カルシウムを投入しこの酸化カルシウムを水和させ(第2段工程)、その後該スラリーに再び炭酸ガスまたは炭酸ガス含有気体を導入して反応を終了させる(第3段工程)ことよりなる粒子径0.2μ〜1μの分散性のよい立方体状炭酸カルシウムの製造方法。
IPC (4件):
C01F 11/18 ,  C08K 3/26 KAF ,  D21H 19/38 ,  D21H 17/63
FI (2件):
D21H 1/22 B ,  D21H 3/66

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