特許
J-GLOBAL ID:200903019372537262

動物性脂肪からステロールおよび遊離脂肪酸を削減する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 治幸
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-525772
公開番号(公開出願番号):特表平10-510317
出願日: 1996年02月20日
公開日(公表日): 1998年10月06日
要約:
【要約】ポンプやインラインミキサー(in-line mixer)などの混合手段を用いて水中油型エマルションを形成し、このエマルションをポンプである時間、導管内を通す、ことによる動物性脂肪からステロールや遊離脂肪酸を削減する方法である。エマルションは水、液状の動物性能肪およびシクロデキストリンからなる。混合手段内ではエマルションが一分以内に形成され、エマルションはポンプで5から60分間、導管内を通される。エマルションが導管内を移動している間に、ステロールや遊離脂肪酸は脂肪層から水層に移動し、シクロデキストリンと錯体を形成する。この錯体は全く安定であり、遠心分離によってエマルションから分離される。結果として脂肪のステロールや遊離脂肪酸濃度は削減された。
請求項(抜粋):
下記の工程からなる、動物性脂肪からステロールや遊離脂肪酸を削減する方法。 (a) 50°Cから60°Cで、混合手段を用いて、均一な、乳白の水中油型エマルションを一分以内に形成し、前記エマルションは、液状の動物性脂肪、水およびシクロデキストリンからなり、水と脂肪との重量比は5:1から1:1であり、前記シクロデキストリンは水の3重量%から10重量%とするステップ (b) シクロデキストリンと、前記動物性脂肪中の前記遊離脂肪酸や前記ステロールとの錯体を形成するように、前記エマルションを5から60分間で導管を通すステップ (c) 前記脂肪のステロールや脂肪酸が削減されるように、前記脂肪から前記錯体を分離するステップ
IPC (3件):
C11B 3/02 ,  A23D 9/007 ,  C11B 7/00
FI (3件):
C11B 3/02 ,  C11B 7/00 ,  A23D 9/00 516

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