特許
J-GLOBAL ID:200903019375450761
キャップ付きナット
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
内田 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-034711
公開番号(公開出願番号):特開平10-231822
出願日: 1997年02月19日
公開日(公表日): 1998年09月02日
要約:
【要約】【課題】仮締状態ではキャップがほとんど突出せず、また最大限に突出した状態ではボルトの締代を十分に確保することができるようにする。【解決手段】キャップ付きのナットであって、ナットは内周面側にボルトの螺子部に螺合する雌螺子部を有するナット基部と、内周面側に前記雌螺子部よりも大径とされたスライド孔を有し、外周面側に工具と係合する多角形状面が形成されたナット本体部とからなる。またキャップはその挿込部に環状の大径鍔部が形成されており、前記ナットの受口部はスライド孔よりも小径に形成されてキャップ大径部がスライド孔から逸脱するのを防止している。更に、キャップは、スライド孔へ最大限に押し込まれた状態ではキャップの袋部が僅かだけナット本体部から突出し、スライド孔から最大限に突出した状態では環状の大径鍔部を除くキャップの略全長がナット本体部から突出する。
請求項(抜粋):
一端側に閉塞した筒状の袋部が形成され、他端側にボルト用の挿通孔が開口する挿込部が形成されたキャップと、一端側に前記キャップの挿込部が装着される受口部を備えたナットとの組合せからなり、前記ナットは内周面側にボルトの螺子部に螺合する雌螺子部を有するナット基部と、内周面側に前記雌螺子部よりも大径とされたスライド孔を有し、外周面側に工具と係合する多角形状面が形成されたナット本体部とからなり、キャップはその挿込部に環状の大径鍔部が形成されており、前記ナットの受口部はスライド孔よりも小径に形成されてキャップ大径部がスライド孔から逸脱するのを防止していることを特徴とするキャップ付きナット。
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