特許
J-GLOBAL ID:200903019376680728

VOXELモデルの座標決定処理方法,座標決定処理プログラムおよび座標決定処理プログラム記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小笠原 吉義 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-098340
公開番号(公開出願番号):特開2002-297678
出願日: 2001年03月30日
公開日(公表日): 2002年10月11日
要約:
【要約】【課題】 VOXELモデルの座標決定処理方法に関し,VOXEL法を用いて構造解析を行う際に,実際の解析対象物との体積誤差が最小となるVOXELモデルの座標系を決定し,計算精度を向上させることを目的とする。【解決手段】 VOXELモデル作成部30によって解析対象物のVOXELモデルを作成し,慣性主軸計算部40によってその重心と慣性主軸を計算する。3次元CADデータ回転部80によって慣性主軸の1軸を中心にモデルを回転させ,回転した状態のVOXELモデルをいくつか作成し,その中で3次元CADモデルで計算した実際の解析対象物の体積Vc とVOXELモデルの体積Vv との体積誤差が最小になるものを見つける。そのときのVOXELモデルの座標系をVOXEL座標と決定する。
請求項(抜粋):
モデル化された解析対象物の構造解析をVOXEL法を用いて行うためのVOXELモデルの座標決定処理方法であって,解析対象物の実際の体積と,ある座標系を仮定して作成したVOXELモデルの体積との体積誤差を求める第1の過程と,解析対象物をVOXEL分割するための座標系のある軸に対して,解析対象物を回転させ,新たに回転された解析対象物のVOXELモデルを作成する第2の過程と,解析対象物の実際の体積と回転されたVOXELモデルの体積とから新たな体積誤差を求める第3の過程と,前の体積誤差と新たな体積誤差とを比較し,体積誤差が小さい方のVOXELモデルを選択する第4の過程と,前記第2ないし第4の過程を所定の回数繰り返し,最終的に選択されたVOXELモデルの座標系をVOXEL座標とする過程とを有することを特徴とするVOXELモデルの座標決定処理方法。
Fターム (1件):
5B046JA08

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