特許
J-GLOBAL ID:200903019383214783

自動車の車体構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-224255
公開番号(公開出願番号):特開2000-053022
出願日: 1998年08月07日
公開日(公表日): 2000年02月22日
要約:
【要約】【課題】 衝突時における乗員減速度の好適な低減を簡単な構造で実現する。【解決手段】 エンジンルーム2の左右両側にて車両の前後方向に互いに平行に2本延設されサイドビーム1の側面に、その中間部から車両前方に向けて斜めに延出する斜方向ビーム4を設け、その斜方向ビーム4の延出端をサイドビーム1の前端に結合されバンパービーム5に対して所定の隙間dをもって対向するように位置させる。衝突時に、サイドビーム1が圧縮変形して上記隙間d以上軸方向に縮むと、そのサイドビーム1に斜方向ビーム4が相対的に衝当するため、その斜方向ビームの分力Xbがサイドビーム1に対する側方荷重となり、それをトリガとしてサイドビーム1に曲げ変形が誘発される。これにより、衝突反力を衝突序盤に大きくし、中盤以降に小さくすることが可能となり、衝突時における乗員減速度の好適な低減を簡単な構造で実現し得る。
請求項(抜粋):
衝突時に減速度の作用方向に沿う圧縮荷重を受ける反力発生部材を備える自動車の車体構造であって、前記反力発生部材が前記圧縮荷重を受けて圧縮変形を開始した後に曲げ変形を起こすべく、前記反力発生部材の前記圧縮変形が所定量に達したら前記反力発生部材の中間部に側方荷重を加えるようにしたトリガ手段を設けたことを特徴とする自動車の車体構造。
IPC (2件):
B62D 21/15 ,  B62D 21/00
FI (2件):
B62D 21/15 C ,  B62D 21/00 A

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