特許
J-GLOBAL ID:200903019388386043

誘導電動機のベクトル制御インバータ装置およびその回路定数チューニング方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 宏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-038915
公開番号(公開出願番号):特開平10-243698
出願日: 1997年02月24日
公開日(公表日): 1998年09月11日
要約:
【要約】【課題】 2次抵抗の演算設定を高精度に行ってベクトル制御におけるすべり補正が正確に行われ得るようにすること。【解決手段】 電流検出器12により検出した誘導電動機5の無負荷電流I0 からモータ励磁電流Idsを求め、基本データ設定手段20によって設定される誘導電動機5の定格周波数fBと定格回転速度SBから定格すべり角周波数ωsrを求め、基本データ設定手段20によって設定される誘導電動機5の基底電圧VBと定格周波数fBと無負荷電流I0 より2次インダクタンスL2 を求め、基本データ設定手段20によって設定される誘導電動機の定格電流Imとモータ励磁電流Idsから定格トルク電流Iqrを求め、定格すべり角周波数ωsrと2次インダクタンスL2 とモータ励磁電流Idsと定格トルク電流Iqrより誘導電動機5の2次抵抗R2 を演算設定するオートチューニング手段21を設ける。
請求項(抜粋):
電流検出器によって検出した誘導電動機の1次電流を励磁分電流とトルク分電流に分割し、そのそれぞれの電流を独立して制御する誘導電動機のベクトル制御インバータ装置において、誘導電動機の定格周波数と定格回転速度と基底電圧と定格電流を設定する基本データ設定手段と、前記電流検出器によって検出された無負荷電流からモータ励磁電流を求め、前記基本データ設定手段によって設定される誘導電動機の定格周波数と定格回転速度から定格すべり角周波数を求め、前記基本データ設定手段によって設定される誘導電動機の基底電圧と前記定格周波数と前記無負荷電流より2次インダクタンスを求め、前記基本データ設定手段によって設定される誘導電動機の定格電流と前記モータ励磁電流から定格トルク電流を求め、前記定格すべり角周波数と前記2次インダクタンスと前記モータ励磁電流と前記定格トルク電流より誘導電動機の2次抵抗を演算設定するオートチューニング手段と、を有していることを特徴とする誘導電動機のベクトル制御インバータ装置。
IPC (2件):
H02P 21/00 ,  H02P 5/41 302
FI (2件):
H02P 5/408 Z ,  H02P 5/41 302 F
引用特許:
審査官引用 (6件)
全件表示

前のページに戻る