特許
J-GLOBAL ID:200903019388386426

形状記憶合金を使用した駆動機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 貞重 和生 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-025282
公開番号(公開出願番号):特開平11-324896
出願日: 1999年02月02日
公開日(公表日): 1999年11月26日
要約:
【要約】【課題】 形状記憶合金を使用し、少ない部品点数で小型で軽量な駆動機構を提供する。【解決手段】 予め所定の形状を記憶させた形状記憶合金で形成された機構部材であるワイヤ20に通電し加熱すると、ワイヤ20はばね18bの付勢力に抗して記憶形状に従い縮み、吸引レバー18を介して軸16を図1で右に牽引する。圧板13とダイヤフラム14との間の密閉空間が拡大して負圧が発生し、圧板13の前方のフイルムFを吸着して平面に保持する。温度センサで計測された周囲温度に基づいてワイヤへ供給する電流値、電圧値、或いはパルス電流又はパルス電圧のデューテイ比を決定してワイヤに通電し加熱するから、オーバーヒートによる形状記憶合金で形成されたワイヤの記憶が消失したり薄れることがない。
請求項(抜粋):
予め所定の形状を記憶させた形状記憶合金で形成された機構部材に電流を供給して加熱し、記憶させた所定形状に復元するときに生ずる変位に基づいて被駆動体を駆動する形状記憶合金を使用した駆動機構において、周囲温度を計測する温度センサと、形状記憶合金で形成された機構部材を加熱するために電流を供給する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記温度センサで計測された周囲温度に基づいて前記形状記憶合金で形成された機構部材へ供給する電流値を、形状記憶合金の温度が高温相変態終了温度TA1以上で所定の加熱限界温度TS 以下となるように決定することを特徴とする形状記憶合金を使用した駆動機構。
IPC (2件):
F03G 7/06 ,  G03B 17/28
FI (2件):
F03G 7/06 E ,  G03B 17/28 B
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-262373
  • カメラ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-037497   出願人:コニカ株式会社

前のページに戻る