特許
J-GLOBAL ID:200903019389894182

受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須山 佐一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-061468
公開番号(公開出願番号):特開平10-257013
出願日: 1997年03月14日
公開日(公表日): 1998年09月25日
要約:
【要約】【課題】 マルチパスによって生じる周波数軸方向の伝送路歪みを効果的に補償する受信装置を提供する。【解決手段】 同期検波によってディジタルデータ系列を復調するOFDM受信機において、受信機は、受信信号の周波数スペクトルと参照信号の周波数スペクトルとを用いて伝送路応答の周波数特性を求め、伝送路応答の周波数特性を周波数軸方向でフィルタリングする。このとき受信した遅延波の遅延時間を測定し、その測定結果からフィルタの帯域幅を設定する。フィルタリングされた伝送路応答の周波数特性によって受信信号の波形の歪みを補償し、歪み補償後の受信波形を用いてディジタルデータ系列を復調する。
請求項(抜粋):
直交周波数分割多重信号を受信する受信手段と、前記受信手段により受信された直交周波数分割多重信号を周波数スペクトル信号に変換する変換手段と、参照用の周波数スペクトル信号を生成する信号生成手段と、前記信号生成手段により生成された参照用の周波数スペクトル信号と前記変換手段により変換された周波数スペクトル信号とから伝送路応答を算出する算出手段と、前記算出手段により算出された伝送路応答をフィルタリングするフィルタ手段と、前記受信手段により受信されるマルチパスによる遅延波の遅延時間を測定する遅延波測定手段と、前記遅延波測定手段により測定された遅延波の遅延時間に基づいて前記フィルタ手段の帯域幅を設定する帯域幅設定手段と、前記変換手段により変換された周波数スペクトル信号と前記フィルタ手段によりフィルタリングされた伝送路応答とを基に、マルチパスによる周波数軸方向の歪みを補償する歪み補償手段と、前記歪み補償手段により歪み補償された受信周波数スペクトル信号を用いてディジタルデータ系列を復調する復調手段とを具備することを特徴とする受信装置。
IPC (2件):
H04J 11/00 ,  H04B 1/10
FI (2件):
H04J 11/00 Z ,  H04B 1/10 L
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 直交周波数分割多重信号復調装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-231005   出願人:株式会社次世代デジタルテレビジョン放送システム研究所, 松下電器産業株式会社

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