特許
J-GLOBAL ID:200903019390863924

マルチキャリア伝送方式を使用した無線通信システムおよびこの無線通信システムで使用される無線端末装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-035815
公開番号(公開出願番号):特開平6-252891
出願日: 1993年02月24日
公開日(公表日): 1994年09月09日
要約:
【要約】【目的】 誤り検出符号の付加による冗長ビットの増加を極力減らして、消失キャリアの判定を符号化率を大きく低下させることなく正確に行なう。【構成】 送信ユーザ情報DAをマルチキャリア伝送する際に、送信側の無線端末装置において、消失キャリアを検出するためのCRCビットを、マルチキャリア伝送のために上記送信ユーザ情報を複数の送信ビット列に分割する前の段階でCRC付加部によりフレームごとに付加し、一方受信側の無線端末装置では、C1復号器260〜263において、4つの受信ビット列DA0〜DA3の各々について消失を仮定した消失訂正処理を並行して行なったのち、P/S270〜273で並列直列変換してCRC検査回路280〜283によりCRC検査を行ない、このCRC検査により誤りが検出されなかった受信ユーザ情報DAを選択部29で選択出力するようにしたものである。
請求項(抜粋):
送信データ系列の少なくとも一部を複数のビット列に分割しするとともに、これら複数のビット列のうちの少なくとも一つのビット列の一部が消失した場合にその訂正を行なうための消失訂正情報をその他のビット列のうちの少なくとも一つのビット列に付加し、この消失訂正情報が付加されたビット列を含む前記複数のビット列を、周波数が互いに異なる複数のキャリアを変調することにより複数の無線端末装置間でデータを無線伝送する無線通信システムにおいて、送信側の無線端末装置は、前記複数のビット列のうち少なくとも二つのビット列に跨がるデータブロックごとに誤り検出情報を付加するための誤り検出情報付加手段を備え、かつ受信側の無線端末装置は、受信し復調された複数のビット列のうち少なくとも一つのビット列を選択してその消失訂正情報を基に消失訂正処理を行なうための消失訂正手段と、この消失訂正手段により消失訂正処理されたビット列についてそのデータブロックごとにこのデータブロックに付加されている前記誤り検出情報に基づいて誤り検出処理を行なうための誤り検出手段と、この誤り検出手段の検出結果に応じて、誤りが一定レベル以下のビット列を選択出力するためのビット列選択手段とを備えたことを特徴とするマルチキャリア伝送方式を使用した無線通信システム。
IPC (3件):
H04L 1/00 ,  G06F 11/10 330 ,  H04L 27/18

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