特許
J-GLOBAL ID:200903019394125138

空気流量計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 明夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-319912
公開番号(公開出願番号):特開平6-167370
出願日: 1992年11月30日
公開日(公表日): 1994年06月14日
要約:
【要約】【目的】 板状発熱抵抗体(空気流量測定素子)の設置角度のばらつきに伴う出力特性のばらつきを防止して出力特性の安定化を図ると共に、発熱抵抗体をバックファイアの衝撃から護る。【構成】 空気通路(副空気通路)4内に、空気流量検出用の板状発熱抵抗体5を設け、抵抗体5近くに空気流偏向部材8を設ける。発熱抵抗体5は、空気流偏向がない場合を想定した場合には、その膜式抵抗形成面10が空気流Eに対し平行となる角度に設置され、偏向部材8は、例えばくの字状あるいは円弧状の曲がりを有しており、偏向空気流が所定角度で触れるようにしてある。なお、空気流偏向部材8の下流側は発熱抵抗体を覆う長さまで伸ばしてもよい。また、発熱抵抗体の発熱部を分割してもよい。
請求項(抜粋):
空気通路に配置される空気流量計測用の発熱抵抗体と、前記発熱抵抗体に流れる電流を制御すると共に、この制御電流を基に空気流量信号を出力する制御モジュールとを備えた熱式空気流量計において、前記発熱抵抗体は板状基板の表面に膜式抵抗を形成して成り、この膜式抵抗形成面が空気の流れ方向(ここでの空気流れ方向は空気流に偏向がない場合を想定した流れ方向である)に対し平行(多少の設置角度のずれを含む)となるように前記発熱抵抗体が配置してあり、且つ、前記空気通路には、前記発熱抵抗体の配置位置近くに空気流を前記発熱抵抗体の方向に向きを変える空気流偏向部材を設けて、偏向空気流が前記膜式抵抗形成面に傾きを持って当たるように設定して成ることを特徴とする空気流量計。
IPC (2件):
G01F 1/68 ,  G01P 5/12

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