特許
J-GLOBAL ID:200903019394313260

静圧型建物支持装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 政喜 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-033733
公開番号(公開出願番号):特開平10-227153
出願日: 1997年02月18日
公開日(公表日): 1998年08月25日
要約:
【要約】【課題】 建物に地震動を伝搬させない静圧型建物支持装置において、導入される圧力流体のシール性を高めるとともに、建物がおかれた種々の状況に対応して、建物と地盤側との連結の度合いを制御し得る静圧型建物支持装置を提供する。【解決手段】 上方に建物30を支持する基盤23の外周面23cをケース26で覆い、流体圧作用室25へ圧力流体の導入して基盤23を浮き上がらせることにより、このケース26下方に設けられ流体圧作用室25のシールを行うシール41においてのみ滑り面15aと接触するようにするとともに、基盤外周面23cに形成した下向きの段差23e、23fと、ケース内周面26cに形成した上向きの段差26a、bで、第1の圧力室28と第2の圧力室27とを形成し、第1の圧力室28には流体圧作用室25と同一圧を導くとともに、第2の圧力室27には第1の圧力室28と独立な流体圧を導くようにした。
請求項(抜粋):
地盤上に固設した摩擦係数の小さな滑り面上に載置され、上方に建物を支持するとともに、前記滑り面との間に圧力流体が導入される流体圧作用室と、この流体作用室の周囲を囲むように設けられ前記滑り面との間の摩擦係数の小さな流体漏れ止め手段とを備え、前記流体圧作用室への圧力流体の導入により地盤の横揺れの建物への伝搬を減じる静圧型建物支持装置において、前記流体圧作用室への圧力流体の導入時に前記流体圧作用室と同圧の圧力流体が導入され、この導入された圧力流体の圧力にしたがって前記流体漏れ止め手段を前記滑り面側に押し付ける第1の圧力室と、この第1の圧力室とは独立の圧力の圧力流体が導入され、この導入された圧力流体の圧力にしたがって前記流体漏れ止め手段を前記滑り面側に押し付ける第2の圧力室と、を備えたことを特徴とする静圧型建物支持装置。
IPC (2件):
E04H 9/02 331 ,  F16F 15/02
FI (2件):
E04H 9/02 331 D ,  F16F 15/02 L

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