特許
J-GLOBAL ID:200903019395457959

パワーステアリング用オイルリザーバタンク構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-267555
公開番号(公開出願番号):特開平7-117691
出願日: 1993年10月26日
公開日(公表日): 1995年05月09日
要約:
【要約】【目的】製造するに際して、時間、労力及びコストの低減を図る。【構成】リザーバタンク1は、上部タンク部材4及び下部タンク部材5から構成されるタンク本体2とストレーナ3とを備えている。上部タンク部材4の内周面には、上部から下方にかけて途中までリブ11が突出形成されており、該リブ11はストレーナ3のリング部8の高さ分だけ形成されていない。下部タンク部材5の側壁部は、前記上部タンク部材4の側壁部よりも厚肉に形成されている。製造時、まずストレーナ3が上部タンク部材4内に収容され、このとき、リブ11によりストレーナ3の上動が規制され、ストレーナ3の下端面と上部タンク部材4の下端面とは面一となる。次に上部タンク部材4と下部タンク部材5とが熱融着される。このとき、下部タンク部材5の上端面は上部タンク部材4の下端面及びストレーナ3の下端面に跨がって当接するため、1回の熱融着のみでリザーバタンク1が得られる。
請求項(抜粋):
相互に熱融着又は接着された上部タンク部材(4)及び下部タンク部材(5)から構成され、パワーステアリング用オイルの貯留されるタンク本体(2)と、前記タンク本体(2)に形成され、オイルポンプからのオイルが導入される帰還口(6)と、前記タンク本体(2)に形成され、前記オイルポンプへオイルが導出される送出口(7)と、前記タンク本体(2)内において前記帰還口(6)と前記送出口(7)との間に配設され、前記帰還口(6)から導入されたオイルを濾化するためのフィルタ部(9)を有するストレーナ(3)とを備えたパワーステアリング用オイルリザーバタンクにおいて、前記ストレーナ(3)は前記上部タンク部材(4)及び下部タンク部材(5)のうち一方の内部においてその内周をシールするようにして収容され、かつ、その収容された状態では前記一方のタンク部材(4)の端面と前記ストレーナ(3)の端面とが面一となっているとともに、他方のタンク部材(5)の端面は前記一方のタンク部材(4)の端面及び前記ストレーナ(3)の端面に当接していることを特徴とするパワーステアリング用オイルリザーバタンク構造。
IPC (2件):
B62D 5/07 ,  F01M 11/03

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