特許
J-GLOBAL ID:200903019398470123

パルス-ドップラーレーダにおいてレンジ-ドップラーのアンビギュイティを緩和するための装置および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 深見 久郎 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-503472
公開番号(公開出願番号):特表平10-509507
出願日: 1995年06月30日
公開日(公表日): 1998年09月14日
要約:
【要約】パルスドップラーレーダシステムにおいてドップラー周波数シフトのアンビギュイティを解決するための方法および装置は、1周期内に複数個のパルスを有する周期波形(13)で変調された放射信号(11)を与え、周期におけるパルス間のインターパルス間隔は不均等である。レーダ物標反射は複数個のラグに対して自己相関(31)され、これはインターパルス間隔とその線形結合とを含み得る。自己相関関数の計算(33)された引数θ<SB>Ci</SB>は、2kπ、k=0、±1、±2、...、を最短のラグT<SB>1</SB>に対して得られた位相角θ<SB>C1</SB>に加え、|(θ<SB>c2</SB>+2m<SB>k2</SB>π)-(T<SB>2</SB>/T<SB>1</SB>)θ<SB>c1</SB>|<πから整数m<SB>k2</SB>を決定し、次にθ<SB>2</SB>=θ<SB>C2</SB>+2m<SB>k2</SB>πを設定することによって展開(35)される。位相角θ<SB>3</SB>、θ<SB>4</SB>、...、θ<SB>m</SB>は同様に展開され、整数m<SB>ki</SB>は |(θ<SB>ci</SB>+2m<SB>ki</SB>π)-(T<SB>i</SB>/T<SB>i-1</SB>)θ<SB>ci</SB>|<πから決定される。展開された位相角と点(0,0)とはkの各値に対する位相角対ラグの線に適合(37)した最小二乗平均である。各線からオフセットされた位相角の最小二乗平方根エラー(39)が判断され、最小のRMSエラーを有する線が、物標の速度がそこから抽出されるドップラー周波数シフトとして選択される。
請求項(抜粋):
パルス変調された信号を送信するための安定化された送信機と、レーダ反射された信号を受信するための受信機とを有する型のドップラーレーダであって、さらに、 前記送信機に結合され、周期変調波形を与えるための波形発生器を含み、各周期は不均等な間隔で位置決めされた複数個のパルスを含み、それによって、周期的なパルス変調された放射信号を引き起こし、各周期は不均等な間隔を有する複数個の放射されたパルス変調信号を有し、さらに、 前記受信機に結合され、反射されたレーダ信号の自己相関を行ない、かつ前記自己相関を表わす信号を与えるための相関手段を含み、前記自己相関に対するラグは前記周期に位置決めされた前記複数個のパルスの間の前記不均等な間隔と等しく、前記自己相関は振幅および位相を有し、さらに、 前記自己相関を表わす信号を受信するように結合され、前記反射されたレーダ信号のドップラー周波数シフトを表わす信号を与えるためのドップラー周波数シフト手段を含む、ドップラーレーダ。
IPC (3件):
G01S 13/53 ,  G01S 7/292 ,  G01S 13/22
FI (3件):
G01S 13/53 ,  G01S 7/292 C ,  G01S 13/22

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