特許
J-GLOBAL ID:200903019405722249

リン含有排水の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三枝 英二 (外10名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-339065
公開番号(公開出願番号):特開平11-057695
出願日: 1997年12月09日
公開日(公表日): 1999年03月02日
要約:
【要約】【課題】リン吸着容量が大きく、しかも再生可能なリン回収方法。【解決手段】化学組成式(1):M1-x2+Mx3+(OH-)2+x-y(An-)y/n (1)〔式中、M2+はMg2+、Ni2+、Zn2+、Fe2+、Ca2+又はCu2+。M3+はAl3+またはFe3+。An-は1又は2価のアニオン。0.1≦x≦0.5;0.1≦y≦0.5〕にリン含有排水を接触させる工程;リン成分を吸着したリン吸着剤をアルカリ水溶液に接触させ、リン成分を脱着・回収する工程;リン吸着剤を430〜600°Cで仮焼する工程;リン吸着剤をAn-イオンを含む電解質溶液で処理してリン吸着剤を再生、再利用する工程を含むリン含有排水の処理方法およびリン・窒素除去用排水処理剤。
請求項(抜粋):
下記の工程(I)及び工程(II)を含むリン含有排水の処理方法:工程(I)化学組成式(1):M1-x2+Mx3+(OH-)2+x-y(An-)y/n (1)〔式中、M2+はMg2+、Ni2+、Zn2+、Fe2+、Ca2+及びCu2+からなる群から選ばれる少なくとも1種の二価の金属イオンを示し、M3+はAl3+及びFe3+からなる群から選ばれる少なくとも1種の三価の金属イオンを示し、An-はn価のアニオンを示し、0.1≦x≦0.5であり、0.1≦y≦0.5であり、nは1または2である。〕で表される複合金属水酸化物にリン含有排水を接触させてリン成分を吸着する工程;工程(II)工程(I)で得られたリン成分を吸着したリン吸着剤をアルカリ金属炭酸塩及びアルカリ土類金属炭酸塩を除くアルカリ金属塩及びアルカリ土類金属塩からなる群から選ばれる少なくとも1種のリン脱着液で処理してリン吸着剤を再生、再利用する工程。
IPC (2件):
C02F 1/28 ZAB ,  B01J 20/08
FI (2件):
C02F 1/28 ZAB P ,  B01J 20/08 C
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭53-119795
  • 特公昭48-029477
  • 特開昭62-023441
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