特許
J-GLOBAL ID:200903019409485446

燃料蒸散防止装置用異常検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-107020
公開番号(公開出願番号):特開平5-125997
出願日: 1992年04月24日
公開日(公表日): 1993年05月21日
要約:
【要約】【目的】 燃料タンクから吸気管までの燃料蒸散防止装置全体のどこかに破損等のリーク原因となる異常がある場合にはこれを確実に検出する。【構成】 キャニスタには大気孔を閉塞するキャニスタ閉塞弁を取り付け、圧力センサを燃料タンクに取り付ける。車両停車中でありかつアイドル運転状態のときに、パージ制御弁とキャニスタ閉塞弁を全閉にして燃料タンクから吸気管までの区間を大気圧下の密閉状態とし(時刻T1,T2)、大気圧密閉下での圧力変化量△P1を計測する(時刻T2〜T3)。次に、一旦パージ制御弁を全閉から全開状態に切り換えて密閉区間に吸気管負圧を導入し(時刻T3)、負圧密閉下での圧力変化量△P2を計測する(時刻T4〜T5)。△P2が△P1より大きい場合には、密閉区間のどこかにリーク原因が存在するという検出結果を報知する。
請求項(抜粋):
燃料タンクと吸気管とを連通するパージ通路の途中に設けたキャニスタの吸着体にて燃料タンク内で発生した燃料ガスを随時吸着し、内燃機関の運転状態に応じてパージ制御弁を開閉することにより、前記吸着された燃料ガスを吸気管内に適宜導入して燃料の蒸散を防止する燃料蒸散防止装置と、該燃料蒸散防止装置における圧力状態を検出する圧力検出手段と、該圧力検出手段の検出結果に基づいて燃料蒸散防止装置の異常を検出する異常検出手段とを備える燃料蒸散防止装置用異常検出装置において、前記キャニスタに設けられた大気孔を閉塞する大気孔閉塞手段と、前記パージ制御弁及び大気孔閉塞手段を共に閉じて前記燃料蒸散防止装置全体を一つの密閉区間とする密閉化手段と、該密閉区間の圧力を所定圧力に調整する密閉区間圧力調整手段と、該密閉区間圧力調整手段による圧力調整の際又は圧力調整の後の所定の圧力変化状態を測定する圧力変化状態測定手段とを備え、前記異常検出手段は、該圧力変化状態から前記燃料蒸散防止装置の異常を検出することを特徴とする燃料蒸散防止装置用異常検出装置。
IPC (4件):
F02M 25/08 ,  F02B 77/08 ,  F02M 25/08 301 ,  G01M 15/00

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