特許
J-GLOBAL ID:200903019412115773

電線接続部の被覆チューブ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宇井 正一 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-201653
公開番号(公開出願番号):特開平7-057798
出願日: 1993年08月13日
公開日(公表日): 1995年03月03日
要約:
【要約】【目的】 熱源を使用することなく電線接続部に迅速に装着でき、優れた防湿、電気的絶縁及び機械的保護効果を高い信頼性の下に得ることができる電線接続部の被覆チューブを提供する。【構成】 被覆チューブ10は、電気絶縁性を有した可撓性材料からなる管状のスリーブ部12と、スリーブ部12の各端部に設けられる電気絶縁性を有した管状のシール部14とを具備する。シール部14は、スリーブ部12に一体形成される弾性収縮要素16と、弾性収縮要素16の内部に配置され、所定径寸法の弾性的拡径状態に弾性収縮要素16を保持するコア要素18とを備える。弾性収縮要素16は、電気絶縁性、高い弾性回復率、及び優れた永久伸び特性を有するゴム材料からなる。電線接続部への装着時にコア要素18を除去すると、弾性収縮要素16が弾性回復力によって電線外被の外表面に密着する。
請求項(抜粋):
電気絶縁性を有した可撓性材料からなる管状のスリーブ部と、該スリーブ部の複数の端部の各々に設けられる電気絶縁性を有した管状のシール部とを具備し、該スリーブ部が電線接続部における電線の露出長部分を被覆しかつ該シール部が該露出長部分に隣接する電線外被を包囲するように電線接続部に装着される電線接続部の被覆チューブにおいて、前記シール部の各々は、前記スリーブ部の前記複数の端部の各々に連結され、弾性的に拡径された後の収縮力によって電線外被の外表面に密着する弾性収縮要素と、前記弾性収縮要素の内部に配置され、前記電線外被の外径より大きな内径を呈する弾性的拡径状態に該弾性収縮要素を保持するとともに、電線接続部への装着時に除去されるコア要素、とを具備することを特徴とする電線接続部の被覆チューブ。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特公昭49-046190

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