特許
J-GLOBAL ID:200903019422382206

最上位有効ビット位置予測方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 次生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-024644
公開番号(公開出願番号):特開平9-244874
出願日: 1997年02月07日
公開日(公表日): 1997年09月19日
要約:
【要約】【課題】PKG符号方式を採用する浮動小数点加算器における使用のため、2つのnビット・オリジナル・オペランドの2の補数2進和の最上位有効ビット位置を予測する方法および装置を改良する。【解決手段】非正規化された2つの(n+1)ビット形式の加算オペランドの各i番目位置毎に、第1の値が2つのビットの加算がゼロ、第2の値が1、第3の値が2であることを示す値を持つ3種類の記号の1つをi番目記号として割り当てることによって(n+1)個の記号シーケンスを生成し、この記号シーケンスの最左端から開始して3つの連続する記号を1つのトリプルと定義し、隣接する2つのトリプルが常に共通の2つの隣接記号を持つように(n+1)個のトリプルを形成し、このトリプルの各々を検査することによって、最上位有効ビット位置を予測する。この予測位置に従って、実際に計算された和を正規化する。
請求項(抜粋):
2つのnビット・オリジナル・オペランドの2の補数2進和の最上位有効ビット位置を予測する方法であって、上記2つのnビット・オリジナル・オペランドを2つの(n+1)ビット形式に非正規化するステップと、上記2つの(n+1)ビット形式の各i番目位置毎に、第1の値が2つの(n+1)ビット形式のそれぞれi番目の2つのビットの加算がゼロであることを示し、第2の値がその加算が1であることを示し、第3の値がその加算が2であることを示す値を持つ3種類の記号の1つをi番目記号として割り当てることによって、(n+1)個の記号シーケンスを生成するステップと、上記(n+1)個の記号シーケンスの最左端から開始して、3つの連続する記号を1つのトリプルと定義し、隣接する2つのトリプルが常に共通の2つの隣接記号を持つように(n+1)個のトリプルを形成するステップと、上記トリプルの各々を検査して、該トリプルに対応する上記非正規化オペランドのビット位置の部分的加算セグメントが2つの最上位有効ビットを持つことを示す第1の値またはそれ以外を示す第2の値を持つ暫定ビットを、少なくとも上記トリプルの数に等しい数の暫定ビットから構成される2進暫定ワードの対応する暫定ビット位置に作成するステップと、上記2進暫定ワードの検査によって、上記第1のビット値を持つ最上位有効ビット位置を決定するステップと、上記決定したビット位置を上記2進暫定ワードの最左端からのビット位置数Jで表現するステップと、上記2つの(n+1)ビット形式値を加算して未調整和を作成するステップと、上記未調整和を上記Jに等しい量だけ正規化するステップと、を含む最上位有効ビット位置予測方法。
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭61-177538
審査官引用 (1件)
  • 特開昭61-177538

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