特許
J-GLOBAL ID:200903019427561990

水素分離装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡邉 一平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-272452
公開番号(公開出願番号):特開平11-116204
出願日: 1997年10月06日
公開日(公表日): 1999年04月27日
要約:
【要約】【課題】 モノリスタイプの水素分離体を用いた場合においても、水素分離体の破損等、水素分離体と密閉容器との熱膨張差に伴う不具合を回避することができる水素分離装置を提供する。【解決手段】 複数基のモノリスタイプの水素分離体5と、被処理ガスの導入口6、分離残ガスを回収するための回収口7、及び分離した水素ガスを取り出すための導出口8を有する密閉容器4と、からなる水素分離装置1である。水素分離体5の一端を、密閉容器4を上下2室に分離するように設けられた隔壁板11に吊り下げ状に支持するとともに、各水素分離体5の多数の貫通孔を被処理ガス導入路と分離残ガス回収路の2つの貫通孔群に区分し、各水素分離体5の非支持側端部を冠着部材15により空隙部を有して封着することにより、水素分離体5の支持側端部の貫通孔から導入した被処理ガスを水素分離体5内を往復させるように挿通して、支持側端部の貫通孔から回収する。
請求項(抜粋):
多孔質基体の長手方向に多数の貫通孔を並列して形成し、当該貫通孔の内表面に水素分離膜を被着してなる複数基の水素分離体と、被処理ガスの導入口、分離残ガスを回収するための回収口、及び分離した水素ガスを取り出すための導出口を有する密閉容器と、からなる水素分離装置において、前記水素分離体の一端を、前記密閉容器を上下2室に分離するように設けられた隔壁板に固定し、吊り下げ状に支持するとともに、水素分離体の支持側端部の貫通孔から導入した被処理ガスを水素分離体内を往復させるように挿通して、前記支持側端部の貫通孔から回収することにより水素分離体と密閉容器との熱膨張差を許容することを特徴とする水素分離装置。
IPC (2件):
C01B 3/56 ,  B01D 71/02 500
FI (2件):
C01B 3/56 Z ,  B01D 71/02 500
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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