特許
J-GLOBAL ID:200903019427968322

排気ガス浄化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-142087
公開番号(公開出願番号):特開平6-346724
出願日: 1993年06月14日
公開日(公表日): 1994年12月20日
要約:
【要約】【目的】 コールドスタート時の触媒の早期活性化を妨げることなく、燃料カット時に触媒温度を活性化温度に保ち、再び燃料噴射の開始直後でも排気ガスの浄化を行う。【構成】 排気ガス通路1は、熱容量の小さなメタル触媒コンバータ5が配された第1通路2と、メタル触媒コンバータ5を迂回する第2通路3とに分岐し、再び合流する。第1通路2と第2通路3の合流部4aには、エンジンへの燃料供給時に第2通路3を閉じ、燃料カット時に第1通路2を閉じるバルブ6が設けられている。エンジンが始動されると、バルブ6が第1通路2を開き、第1通路2のメタル触媒コンバータ5を早期活性化させて排気浄化する。燃料カット時は、バルブ6がメタル触媒コンバータ5の下流で第1通路2を閉じ、メタル触媒コンバータ5の温度低下を防ぐ。燃料供給が再開されると、バルブ6が第1通路2を開き、高い温度に保たれたメタル触媒コンバータ5によって排気浄化を行う。
請求項(抜粋):
(a)燃焼ガスが通過する排気ガス通路と、(b)この排気ガス通路に設けられ、排気ガス通路を流れる排気ガスを第1通路と第2通路に分岐するとともに、前記第1通路と前記第2通路を合流させる分岐合流部と、(c)前記第1通路内に配置され、この第1通路を通過する排気ガスを浄化する触媒と、(d)少なくとも前記触媒の下流に設けられ、排気ガスの流れる通路を、前記第1通路または前記第2通路に切り替え可能な切替手段と、(e)前記触媒の上流における排気ガスの温度を直接または間接的に検出する排ガス検知手段を備え、この排ガス検知手段の検知する温度に基づき、前記切替手段による前記第1通路および前記第2通路の切替状態を変化させる制御回路とを備える排気ガス浄化装置。
IPC (2件):
F01N 3/20 ZAB ,  F01N 3/20

前のページに戻る