特許
J-GLOBAL ID:200903019430494773

平面アンテナ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-253306
公開番号(公開出願番号):特開平6-029723
出願日: 1992年09月22日
公開日(公表日): 1994年02月04日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、衛星放送受信用や衛星通信用のアンテナ、あるいは一般の通信用やレーダ等に使用されるアンテナ、また移動通信用の広角指向性を有する単一素子のアンテナ等としても使用される平面アンテナにおいて、放射素子の放射帯域を比較的簡単且つ経済的な構成で広帯域化できると共に、上記放射素子と給電線との整合性を改善することを目的とする。【構成】 MSA放射素子3の上部に、夫々厚さが4分の1実効波長の外側の高誘電率誘電体層7と内側の低誘電率誘電体層7′とを積層して設ける簡単な構造により、該放射素子3のQ値が小さくなり、給電線路5との整合の広帯域化が図られ、円偏波放射素子の場合には、円偏波特性を表す軸比の広帯域化が達成される。
請求項(抜粋):
接地導体面の上方に間隔を設けて配置された少なくとも一個の放射素子と、この放射素子を励振する給電回路とを有する平面アンテナにおいて、前記放射素子の上に4分の1実効波長厚のインピーダンス変換用誘電体層を複数層設け、外側に高誘電率の誘電体層、内側に低誘電率層または空気層を配することにより放射素子から外側を見た空間の入力インピーダンスを高インピーダンス化して放射電力を増幅させ、アンテナ特性を広帯域化することを特徴とする平面アンテナ。

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