特許
J-GLOBAL ID:200903019430691560

舶用二重反転プロペラ式推進装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯沼 義彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-200232
公開番号(公開出願番号):特開平7-033084
出願日: 1993年07月20日
公開日(公表日): 1995年02月03日
要約:
【要約】【目的】 舶用二重反転プロペラ式推進装置において、同装置の歯車装置など軸系を構成する主要部品に不具合が生じた場合、内軸あるいは外軸を個別に遊転状態に設定できるようにした。【構成】 前方プロペラ6を取り付けられた外軸4と後方プロペラ7を取り付けられた内軸5とをそなえた舶用二重反転プロペラ式推進装置において、原動機としての高圧蒸気タービン11bおよび低圧蒸気タービン11aの各回転軸と外軸4および内軸5との間に、減速および逆転機能を有する伝動装置を介装し、伝動装置の歯車13,20を、駆動軸2,3上をスライド可能に配設して、いずれか一方の歯車13,20を歯車16,19のいずれかと非噛合とすることにより、内軸5あるいは外軸4へのトルク伝達を遮断して遊転状態に設定できるようにした。また、歯車16の出力側と外軸4との間に装備した短軸30を取り外して、外軸4を遊転状態に設定することも可能である。これにより一軸航走時の増速が可能となる。
請求項(抜粋):
舶用二重反転プロペラ式推進装置において、後端部に前方プロペラを取り付けられるとともに船体に回転可能に支持された中空状の外軸と、同外軸の内部に回転可能に支持されるとともに後端部に後方プロペラを取り付けられた内軸と、上記の内軸および外軸の回転駆動源としての原動機と、同原動機と上記の内軸および外軸との間に介設されて上記の内軸および外軸を互いに反対方向へ駆動可能な伝動装置とをそなえ、上記の内軸および外軸をそれぞれ上記原動機から個別に切り離して上記の内軸および外軸をそれぞれ個別に遊転状態に設定可能なトルク遮断手段が上記伝動装置に組み込まれていることを特徴とする、舶用二重反転プロペラ式推進装置。
IPC (2件):
B63H 5/10 ,  B63H 23/10

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