特許
J-GLOBAL ID:200903019434683953
動力舵取用作動流体の流量制御装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-193929
公開番号(公開出願番号):特開2000-025628
出願日: 1998年07月09日
公開日(公表日): 2000年01月25日
要約:
【要約】【課題】ポンプ回転数が高回転時において、ポンプ内圧を低減でき、すなわち、ポンプの仕事を小さくして省エネ効果を高くすることができ、車両燃費の向上を図ることができる動力舵取用作動流体の流量制御装置を提供する。【解決手段】スプール9の基端内周面とリング部材23間に導入路24を有している。スプール9は導入路24の作動流体導入口がA位置と、B位置との間に位置するようにポンプ回転数に応じて移動可能である。ポンプ回転数が低回転時のときは、孔7の前後の差圧の作用によりスプール9はB位置に位置し、オリフィス8の下流側の圧力降下領域の圧力を流量調整弁スプール31のバネ室32に導入する。高回転時のときはA位置に位置し、圧力降下領域の略最小値圧力を流量調整弁スプール31のバネ室32に導入する。この圧力によって、流量調整弁スプール31を駆動し、バイパス通路R2の開度を大きくする。
請求項(抜粋):
ポンプから吐出される作動流体を供給通路を介して作動流体導入室に導入し、その後第1絞り及び第2絞りを介して動力舵取装置に送出し、前記第2絞りの通過前後の差圧に応じて駆動する流量調整用スプール弁にてバイパス通路の開度を調整し余剰流を前記ポンプの吸入側に還流するバイパス還流機構と、前記バイパス通路の上流側にあってポンプ回転数に応じて生ずる第1絞り前後の差圧で作動するサブスプールの作用により、前記動力舵取装置への作動流体送出流量を減少させるドルーピング機構を有する動力舵取用作動流体の流量制御装置において、前記サブスプールは、前記第2絞り下流側の圧力降下領域を含む所定範囲を往復移動自在に配置し、前記サブスプールには、前記第2絞りの圧力降下領域を含む所定範囲における作動流体の圧力を導入する導入通路を設け、同導入通路と、流量調整用スプール弁をバイパス通路を閉鎖方向へ付勢するバネのバネ室とを連通する連通路を設けたことを特徴とする動力舵取用作動流体の流量制御装置。
IPC (2件):
FI (2件):
B62D 5/087
, F16K 17/30 B
Fターム (11件):
3D033EB07
, 3D033FE06
, 3H060AA09
, 3H060BB03
, 3H060CC07
, 3H060DC05
, 3H060DD02
, 3H060DD13
, 3H060EE04
, 3H060HH04
, 3H060HH19
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