特許
J-GLOBAL ID:200903019438975258

複合入れ子型ミラー補償構造を備えた多段増幅器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 沢田 雅男
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-521688
公開番号(公開出願番号):特表平8-512446
出願日: 1995年01月27日
公開日(公表日): 1996年12月24日
要約:
【要約】周波数補償増幅器の手段として、複合入れ子型ミラー補償構造(HNMC)を使用する高周波増幅機構に関する。この機構は、4つまたはそれ以上の増幅段を有する。4つの段の各々は、反転または平衡対の段である。ミラー補償構造は、複数の段の出力と入力を交差する結合がなされたコンデンサと、その他の段を交差する結合がなされた第3コンデンサにより提供される。このHNMC構造は、低い供給電圧の使用と、供給電力の消費の低減、差動段を持つ出力トランジスタの駆動の回避をもたらす。他の変形例は、マルチパス段を利用するもので、同様に提供される6及び8つの段を有するオペアンプも利用される。
請求項(抜粋):
増幅入力端子INと増幅出力端子OUTとを有する多段増幅機構において、 入力端子及び出力端子を持ち、当該入力端子と当該出力端子の間に第1ミラーコンデンサCm1,C1が結合された反転第1段M10,M1と、 入力端子及び出力端子を持つ反転第2段M20,M2と、 入力端子及び出力端子を持ち、当該入力端子と当該出力端子の間に第2ミラーコンデンサCm2,C2が結合された反転第3段M30,M3と、 入力端子及び出力端子を持つ第4段M40,M4と、 前記第1段の前記出力端子と前記第3段の前記入力端子との間に結合された第3ミラーコンデンサCm3,C3とを有し、 前記第1乃至第4段が、当該第1乃至第4段の何れかがカスケード接続の終段を形成し、当該第1乃至第4段の他の何れかがカスケード接続の前段を形成する方法でカスケード接続の結合がなされ、当該終段の前記出力端子がループを形成するために当該前段の前記入力端子に結合され、前記第1段M10,M1の前記入力端子が前記第4段の前記出力端子に結合され、前記第2段M20,M2の入力端子が前記第1段M10,M1の前記出力端子に結合され、前記第3段M30,M3の前記入力端子が前記第2段M20,M2の前記出力端子に結合され、前記第4段M40,M4の前記入力端子が前記第3段M30,M3の前記出力端子に結合され、 前記終段の前記出力端子を前記増幅出力端子OUTとして使用し、前記前段の前記入力端子を前記増幅入力端子INとして使用することを特徴とする多段増幅機構。

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